人工的な光と音を
浴びたくなった訳でもない





あの子は
歩くしかなかった





あの日
いつものように
家へ
辿り着けなかった








十代の
さやかさん






一度だけ






真っ直ぐ
家に
帰れなかった 






歩いても
歩いても





すべてが
ゲルニカのように






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モノクロで
抵抗していた






歩いても
歩いても
まだ
歩いても





帰れない






やっと






あの子の足が
家路に向かう






ただいま
ドア









夜の街
昨日
夜の街を通ると






1人歩く中学生がいた





あの子もさやかさんだろうか







アップ
プレジャー