こんにちは。
つくば市オランダスタイルの花の教室
plejour-oasis です。
間もなく母の百箇日になります。
１０月のこと
七七日（４９日）法要を終えた翌朝、
私たち三姉妹と夫たちで
床の間の思い出の品を見ていました。
孫たちや家族の写真
幾つかの置物と一緒に
私が嫁ぐ際、両親に送った香炉も
一緒に置いてありました。
その中でも目立つのが
大きな額縁の写真でした。
実家で見慣れていたその写真を
皆で眺めながらいる時、
昔、母が言ったという言葉を
姉が話してくれました。
「昔から主婦は、ここぞという時に使うお金や
大切なものを額縁の裏に入れていた」と。
ならば、試しに見てみようということになって
笑いながら額縁を裏返して開けてみました。
６枚の紙が並べてあります。
一枚づつ取り出して表に返すと
あったのは６枚の写真でした。
独身の頃撮った見合い写真です。
それが２枚づつ並べてある。
姉と夫
妹と夫
私と夫
私たち３組の夫婦は
並べられた自分たちの写真を
一瞬、声もなく眺めました。
そして涙が溢れました。
母にとって何より大切なこと
母が常に祈ってくれていたことを
この写真たちが教えてくれました。
そして、この後それぞれが持ち帰り
今、我が家の祈りの場にあります。
両親が大切にしてきたこと
それが家庭に満ちていて
その中で育てられてきたこと
離れても尚その思いは
私たちに送り続けられていたことを
改めて思い至ったのでした。
今、この年になっても
また教えられています。
昨日見た夕空
お読みいただきありがとうございました。
今日も素敵なひと時を。
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