マシュー・ペリーさん | ニュージーランドの楽しみ

マシュー・ペリーさん

 

マシュー・ペリーさんが亡くなりましたね。「フレンズ」、私も大好きでした。というか、今ニュージーランドではまた再放送しているので、結構な頻度で見ています。もう数十年前のものなのに、今見ても全然古い感じがしなくて面白いってすごいことです。若いファンが増えているというのも頷けます。

ドラマの中でみんながおうち電話を使っているのを見て、「あー携帯はなかった時代よね」、とは思いますが。

 

マシュー・ペリーさんが、アルコール問題でずっと苦しんでいたということは知っていましたが、、同じ問題を抱えている人を助けるために、自宅を改装してリハビリ施設にしたり、いろんな努力をしていたということは今回初めて知りました。

 

死亡のニュースが伝えられる中で、彼のインタビューの記事を読みました。その中で、

「(「フレンズ」に関して)俳優として良い仕事ができたことは嬉しく思っている〜(中略)でも、僕が死んで、僕の”業績”が語られる時、「フレンズ」はリストのずーっと後ろの方で、それよりも(自分と同じような問題を抱えた)人を助けようと努力したことの方を評価してくれると良いなあと思う。そうはならないって分かってるけど、そうだったら良いなと思う。」

という言葉を読んで、最初はちょっと悲しくなりました。そうはならないって言い切っているところがやるせない....。

 

でも「フレンズ」のチャンドラー役も、世の中のたくさんの人をハッピーにしたのは間違いないわけで、それってすごいことです。そして、本人がそれ以上にずっとずっと評価されるべきだと思っていることがあるって、さらにすごいことですよね。

 

自分だったら、この世を去る時に、自分の何を思い出して欲しいと思うかしら?と思います。