使い捨てプラスティック禁止の取り組み | ニュージーランドの楽しみ

使い捨てプラスティック禁止の取り組み

<何度も使えるシリコンや金属のストロー>

 

ニュージーランド政府は、近年使い捨てプラスティックの禁止を進めています。

 

まずスーパーのレジ袋が廃止され(レジで買うこともできません。買えるのはリユース可能な布のバッグです。)、その後プラスティック芯の綿棒、ドリンクをかき混ぜるための使い捨てのプラスティックのマドラーなどが全面禁止になり、テイクアウトフードのプラスティックの容器も一部禁止になって紙の容器などに変更されました。

 

そして今年の7月からはスーパーで果物や野菜などを欲しい分だけ取って入れるための薄いビニール袋、使い捨てのプラスティックのお皿やカトラリー、使い捨てプラスティックのストロー(障害がある方など、使用が認められる場合もあります)が禁止になりました。果物に貼ってあるラベルもコンポスト可能なものに徐々に変更される予定です。

この果物のラベルは、りんごとかキウイの皮を剥いてコンポストに入れる時に剥がすのを忘れると、これだけ分解されずに後々まで野菜畑の土の中から発見されるのが嫌なのです。

 

 

テイクアウトの容器に一部プラスティックが残っているのは気になりますが、サクサクと使い捨てプラスティックが減っていく、このフットワークの軽さが素晴らしい。

 

肉や魚を買う時はなるべく持参の容器に入れてくれる個人商店で買う、果物や野菜はビニール袋に入っていないものを選ぶなど、自分でできることはしなくては、と思います。