息子が寝た後で、昨年の合格状況を再度チェック。明日は受験倍率6倍弱、スライド合格を考慮した実質倍率4倍、今年もほとんど一緒。かなり厳しい。しかし、これを落とすと最終回は昨年実質倍率7倍、合格最低点は満点の74%必要。ミスれない。もっと厳しい。やはり3日が勝負と思いました。
そして3日、起床して計算問題をやりました。ところがいつもできるレベルの問題ができない。それでまた雰囲気が悪くなりソファー移動して手を握りながら、大丈夫今日は大丈夫受かるからと話しました。そのうち私は息子が生まれた時のことを思い出していました。
息子は胎盤剥離のため緊急帝王切開手術で早産でした。手術に入る前に子供は難しいかもしれないと言われ目の前が真っ白になったことを思い出しました。そして自然とここまで十分に頑張ったよ、元気で受験できるだけでお父さんはうれしいよ、だから結果気にしなくていいから全力を出し切って来いといいながら涙があふれていました。人生最大の危機は生まれた時に経験しているのだから、必ず切り抜けられる、大丈夫を勇気づけました。泣かないでよ、がんばるよ、と言って息子は出陣。
このころにはかなり立ち直り、気合をいれて公立校受験。そして今日の昼はその公立校の近くに私の会社があるために、昼食は母親、姉も一緒に会社へきて皆で食べることにしました。
公立受験終了。開口一番、できたよ、自信がある、と言いながら戻ってきました。私は心の中では、倍率8倍なので厳しいだろうなと思いながらも全部記入できてよかったねと迎えました。
会社の応接室で姉も来たので、結構ワイワイガヤガヤ言いながら昼食、昼寝。
リフレッシュして本番へ。
しかし、まだ何かが足りない。そこで私から今日はお父さんも一緒に受験する。君に乗り移って一緒に受けるからそう思いなさい。お父さんはこれでも算数はできたし、国語に至っては高偏差値だったから、そのパワーを息子に伝え一緒に受験すれば、息子の偏差値は実力より10以上上がるんだと途中の電車で言い聞かせてから試験会場に送り出しました。
校門では、校長先生がまたも出迎え。この人に出迎えられるのは4回目。いいかげん顔を覚えられたかな、次は絶対入学式で会うんだと自分に言い聞かせました。
しかし、今日の試験の合格確率80%以上の偏差値は60。スライド合格を入れて実質倍率4倍です。
ここまで過去問は何度かやりましたが、特進クラスの結果は65%がせいぜいです。でも昨年の合格者最低点は70%。一昨年で65%。果たして届くか、という気持ちでした。だって、12月上旬の合不合判定テストの偏差値は38です。
12月合不合判定テストを振り返る。6年になって首都圏模試と四谷の合不合判定テストを毎月受けてきました。首都圏模試は良くて偏差値55、四谷は47くらいが続きました。
この模試が我が家では問題で、試験後の復習で問題用紙の書き込みを見ながら、採点すると70%近くできている。
実際勉強を教えていても実力はついてきているのでできていると思っていると、実際は50%程度ということが5,6回続きました。封がしてある解答用紙を私が開けるので、そんなことはないと思っていたのですが、家庭教師が言うにはできているという問題はやらせてみると全く理解していない、再現できない、ということでした。よく見ると消して書いた跡があります。できたと言うぬか喜びの後だけに怒り心頭になり、どうして誤魔化すのか、と聞くと写し違えたというのです。
確かにどうやって直していたのか、今もって不思議なので半信半疑で聞きました。家庭教師とともに本当の実力がどこになるのか話し合いましたが、たぶん合不合判定テストの結果とぬか喜びの間くらいだろうということになりました。
過去問をやってもものすごくできるときとできないときの差が激しく、解答を隠しているのですが本当の力がわからず苦労しました。
ただ、だんだんわかってきたのは集中してやるときは、難関校の問題でもできて、やる気がないと易しい学校の問題でも全くできないことです。
よって、12月以降はいかに集中力を高めるかに気を使って学習を進めました。
特に年末年始は、母親と姉を実家に帰省させて、父子二人家で冬合宿しました。ここで息子は成長したと思います。クリスマス以降始業式まで塾と家以外敷地の外に一歩も出ませんでした。よく勉強したと思います。
そんなことを思い出しながら、2月3日勝負の試験に送り出した後、今回も利用した学校横のカーシェアリングの車内で試験時間に合わせて瞑想をはじめました。
もちろん、息子と一緒に受験するためです。本気で受験しているイメージを描きながらまず国語の問題に向かいました。
ざっと見渡して、漢字と語句からやりました。できたできた。次は読解2問。順番に解きます。よく問題を読んで、解答は誤字のないように書いていきます。40分経過、再度見直しします。大丈夫、全部書いてある。
次は算数。計算問題、文章題で大問2問を片付けた。あとは難易度の高い大問2問。順に解いていく。一応すべて回答した。次に見直し。計算問題でミスっていないか、大丈夫。文章題は、なんとなく小問4が不安、解きなおそう、大丈夫。では難易度の高いほうへ見直しを移動。大問4は自信がないが、計算式で点が取れるのではないか、と見直し終了。本当に受験しているような感触でした。
そして、元気よく出てきました。できたよ、本当に力を出し切った、と開口一番いいました。じゃ大丈夫だねといいながら家路につきました。
帰宅後、まず豆まきをしました。節分を機に歳が替わる、運気も変わると思い、家族全員で、鬼は外、福は内、と家中を回りました。
夕食後、一応明日の受験する別な学校の問題をざっとやらせながらこの学校の特徴をみる。塾ではこの学校の過去問はやっていてある程度できるはずだが、どうもあまりできそうにない。やはり最終日にかけるしかないか、いや今日の結果で必ず合格しているはずだと思い直して、息子を寝かせた。
11時の発表まであと30分、15分と迫ってくる。妻は風呂に入り、パソコンに近づかない。
11時を回り、10分が過ぎた。仕方がない自分でみるか、とパソコンに向かう。誕生日と受験番号を入力、すると出てきた画面は不合格!ああだめかっ!と思ったところ下に一般コースへの入学を認めるとの表示。これがスライド合格ということか、ならばそれだけ書いて欲しい、という言葉よりもやったぁ!!と子供部屋に駆けていき息子を起こす。息子は熟睡していて、何かわけのわからない言葉を発したが、合格したよ合格したよ!とほおをたたきながら叫ぶとようやく気が付いて、抱きついてきた。
パソコンを見せて、母親に報告に行けと促した。
風呂から母親も急いで出てきた。姉もきた。家族全員で、やったー、よかったねと連呼。
家庭教師にも電話して、息子からお礼を言うと家庭教師も気にしていたらしく、電話の向こうから歓喜の声がしました。
私はコンビニシャンパンを買いに行く妻と乾杯。この日は興奮して眠れませんでした。
本当によくやったと思います。
ここまでがこの3か月の話。