ようこそ、ジャッコ・ハンターの豪邸へ。
建築センスがゼロのプレイヤーが建てたゆえちょっとお粗末ではありますが、この豪邸はジャッコが盗んだもので出来ています。
早速皆様をご案内しましょう。
入り口から入ってすぐ右側には、ジャッコがデートで獲得した報酬のVIPバケツと一輪挿しのバラ、困り顔のかわいいトラヴィスくんの絵画、ブレたり指が映り込んだりしているボスとの思い出の写真が飾られています。あのセレブ、ソーン・ベイリーのサインもあります。
こちらはリビングルーム。壁にはジャッコがカンナイ家から盗んできた数々のセルヴィスちゃん絵画が飾られています。
盗んできた甲冑やピアノ、ステレオにいたっては2つも置いてあります。
狂気のバスルーム。お風呂に入りながらテレビを観ることができます。また、お風呂に入りながら、オミスカ寺院から盗み出した戦利品を眺めて「おれって罰当たりなやつだなあ」という気分に浸ることも可能。イスがないので使えませんがパソコンも完備。
別角度から見たバスルーム。トイレやお風呂の途中に寝転びたくなっても大丈夫。ジュディス・ウォードさんの家から盗み出したひろーいソファがあります。
こちらは寝室。
トラヴィスくんの絵画とその他の高価な絵画、数多のパソコンに囲まれてゆったりと睡眠をとることができます。
キッチンにはふんだんにお酒が並べられたカウンター。ドリンク好きのブラザー特質には嬉しいつくりです。料理中も寂しくならないように、セルヴィスちゃんの絵画が飾られています。
2階上がってすぐ左にはパソコンルームがあります。このパソコンはもちろん、全てジャッコが盗んできたものです！
こちらは音楽ルーム。ジャッコが盗んだパイプオルガン、電子キーボード、グランドピアノ、楽器ではありませんがファーザーウィンターから奪い取ったヨガマットもあります。
パソコンもあります。
その隣の部屋はパソコン室その2。
豪邸っていうかもはやパソコンセンター
(パソコンは高いので手取り早く家の価値を上げるにはパソコンを盗みまくるしかなかったんです…)
ちょっと外の空気を吸いたい時はバルコニーへどうぞ。スリフティーの可愛いおさるが出迎えてくれます。
突然の恐竜の骨。バルコニーへ出て恐竜の骨を眺めたい気分の時にどうぞ。
玄関からも、見上げればセルヴィスちゃんの絵画を楽しむことができます。
また、足元をご覧ください。かっぱらってきたセレブのスタープレートを時間を気にせず眺めることができます。
いかがでしたでしょうか？ジャッコのパソコンセンター豪邸のご紹介でした！
というわけで、セルヴィスちゃんやジャッコのボス、友達を呼んでジャッコの豪邸でパーティーをします！
太陽の光に柔らかに包まれているトラヴィスくんが美しい
エンターテイナーにはプレイヤーの愛する悪人美男・シェパードを雇いました。シェパ、靴かたっぽ脱げてるよ。
イヴィー「ここに来るまでに散々迷ったじゃねーか！どこに家建ててんだよ！」
のっけから不機嫌なイヴィー・ヴァレンタインとまじであやしに詰め寄られるジャッコ。
みんな、せっかくジャッコの豪邸に来たんだから機嫌直してよ。
トラヴィスくんはパソコンルームへ直行。パソコン盗みまくっておいてよかった。
トラヴィス「パソコンがいっぱいあるなあ…」
ﾄﾞﾍｰ
トラヴィスくんは退屈状態でやってきたようです。かわいい
トラヴィスくんと一緒にいると退屈な瞬間などない…一瞬たりとも
セルジオくんとあざみはリビングのステレオで音楽をかけてダンス中。
ジャッコ「信治！」
あざみ「すごい家。ジャッコ、えらいじゃん。頑張ったなー」
ふたりは好きな音楽のジャンルも一緒。気が合うみたいだね。
せっかく広い豪邸なのになぜ狭いところに固まるのか。1人1脚座れるレベルでソファがあるのに、なぜ立ちっぱなしで狭いところで雑談？
ジャッコのボス・アーチーが誰かに対して暴言を吐いたのを見て、「いじめに対して立ち向かう」ジャッコ。
ジャッコ「ボス、それはよくない！」
忠実ゆえ、意地悪を言ったボスにがっかりするジャッコ。がっかりしなさんな、元々ジャッコの忠実特質は「ボスに忠実」の意味でつけたのだから。ボスがどんなであろうと、ちゃんと忠実でいて欲しい。
カンナイ家の長男、リンリー・カンナイもリビングにあるステレオで音楽に合わせてダンス中。
目の前に自分ちから盗まれたセルヴィスちゃん絵画があるというのに…
気付け
マカロニ「ジャッコ、すげえじゃん！」
マカロニからお祝いの情熱的なキスを贈られるジャッコ。頑張ってよかったね！
ボニー「この趣味の悪いバスルーム、何！？飾り立てればいいってもんじゃないんだから！」
バーテンダーとして呼んだガイはセレブのスタープレートに夢中。
ガイ「すっごい！デルソルバレーまで見に行かなくても、ジャッコの家に来たら見れるんじゃん！」
ガイ「え、でもなんか家の中は期待はずれー。なんでこんないっぱいセルジオとトラヴィスの写真あんのー？でもおもちゃがないーつまんないー」
ジャッコの恋人、エレアノア・サリバンさんも呼んでいます。たぶらかしたりお金を借りたり、散々エレアノアさんを弄んだジャッコですか彼女に声をかけに行く様子がありません。エレアノアさんも何か思うところがあるような、不機嫌な様子です。
トラヴィスくんは一旦パソコンを離れて陽気にダンス。
死んだ目でキーボードを弾くシェパ。
トラヴィスくんと入れ替わりでパソコンを触りに来たセルジオくん。
セルジオ「パソコンありすぎじゃね？トラヴィスは喜んでそうだけど…」
ガイ「俺、バーテンダーとして呼ばれたけどこの家バーがないよ？暇だからダンスしてよっと」
そうだ、ごめん！バーがないんだった。バーは盗んで来られないものね…どっちにしてもガイは自由に遊んでくれてて大丈夫だよ。プレイヤーが顔が見たくて呼んだのですから。
サービス係として呼んだティンバーがケーキを作ってくれたので、みんなでケーキタイムです。
ケーキより甘いおびすを見よ
トラヴィス「あんなにパソコンあっても…」
「一人で同時に何台も使えるわけじゃないしねえ…」
1日ごとに使うパソコンを変えるっていうのはどう！？(提案)それか1時間ごとでもいいよ！
サンダー「トラヴィスとセルジオの絵画、いっぱいあるねえ！」
トラヴィスくんに話しかけるサンダーの間に挟まってケーキを食べるセルジオくん
遊び人をトラヴィスくんに近づけたくないという強い意思を感じます。愛がケーキより甘い
トラヴィス「ほんと、僕は絵画作った覚えも作ってくれって頼んだ覚えもないんだけど時々見るんだよね、僕とセルジオの絵画…なんなんだろ？」
セルヴィスちゃんを中心に回るこの世界では、あの絵画たちは闇のルートで製造され高値で取引されているのです。知らぬはセルヴィスちゃんばかりなり。このワールドに存在する、セルジオ&トラヴィスの過激派の多いこと！
トラヴィス「あ、セルジオ。クリームついてるよ」
セルジオくんにゲームの腕前を披露するトラヴィスくん。ふたりの過激派ばかりのワールドだけど、ふたりは何も知らずに幸せでいてほしい。
マカロニ「え、知らなかったの！？」
マイ「知らんかったよ！だってそんなこと今まで一言も言わんかったけん…」
ガイ「もー嫉妬深いシムってシムを好きになるとすぐ周りが見えなくなるんだからやだよねー。見るからに詐欺師の悪いやつじゃん！」
マカロニ「俺らの間では有名な話だったんだけどなあ、だって相手があざみさんだよ？マイも承知でジャッコに付き合ってるのかと」
マイ「ジャッコ、本当に結婚しとると？」
外の天候が崩れ始めました。(この「きちゃなーい！」の顔、何回見てもかわいい)
セルジオ「こら、かわいい顔して」
ダンスしながらトラヴィスくんの外見を褒めるセルジオくん。
トラヴィス「だってせっかくの豪邸なのに床がびしょびしょだったんだもん」
セルジオ「外は雨のせいでびしょびしょどころの話じゃないぞ」
さらにトラヴィスくんに投げキッスを飛ばすセルジオくん。さすが世界のスーパーセルヴィスタイム。
トラヴィス「雨になるなんて聞いてないから傘ないよ…帰る時大変そうだなあ」
雨はなかなか止まず、雷まで鳴り始めました。ここでパーティーはお開きに。ゲストたちは両手で自分をかばいながら雨の中走って帰って行きました。
ジャッコ「みんな喜んでくれてたな、おれの家！大変だったけどやり切ってよかったよ」
満足そうにため息をつくジャッコ。ジャッコが作ったジャッコの豪邸。これから彼は愛する夫であるあざみと一緒に、この豪邸で末永く幸せに暮らすつもりです。ジャッコがこれから起こるであろう楽しいことやおもしろいことに思いを馳せていると、雨が窓を叩く音に紛れてドアを激しくノックする音が聞こえました。
「ジャッキー…！」
「こんなところにいたのね、探したのよ…！」
次回、「ジャッコの盗みで豪邸王になる」最終回。
