ジャッコはいつかの冬祭り、ファーザーウィンターからぶんどったヨガマットでヨガの練習をしています。健康スキルを2まで上げてから、ちょっとやりたいことがあるのです。
そこへかかってくるソフィア・ビョルグソンちゃんからの電話。「今から遊びに行っていい?」ですって。
ソフィアちゃんには家に盗みに入ったりママにちょっかいをかけたりと散々迷惑をかけたのに、彼女は悪い男に憧れるお年頃のようです。
ジャッコ「ソフィア〜助かったよ、今ちょっと金に困っててさ…」
ソフィア「えーっ!?私だってママからちょっとしかお小遣いもらってないのに!」
ソフィア「ちゃんと返してよね!」
なんとソフィアちゃん、ジャッコにお金を貸してくれました。ティーンからは少額のお金しか借りらないので500シムオリオンのみですが、それでも遊び盛りのティーンにとって500シムオリオンは大きいでしょう。
ジャッコ「ありがとな、ソフィア。若者になったらデートしような!」
ソフィア「え〜…」(でもジャッコ、ちょっとかっこいいからアリ…かも…)
そうそう、ジャッコは健康スキルが2に上がったのでヨガマットを使ってヨガ教室を開くことができます。
ヨガほぼ初心者のジャッコのヨガ教室。ベテランに指導してもらえると思ってやってきたお客さんから金を巻き上げようって算段さ。
ジャッコの目論見は外れ、ヨガ教室に参加してくれたのは気を遣ってくれたソフィアちゃんのみでした。
ジャッコ「ソフィア、優しいな〜。誰も参加してくれねえと思って焦ったよ」
ソフィア「別に…私これでも一応ロールモデルだから!ちゃんと体に気をつけてないとショヴォンやセルジオに怒られるし!それだけだから!」
ヨガ教室中、トラヴィスくんが「ジャッコ、家のものが何か壊れてるんじゃない?」と修理の手伝いに来てくれましたよ!
宇宙より気が利く男それがトラヴィスくん
優しさのかまたり よかったらヨガ教室にも参加していって!
トラヴィスくんは腐った材料が入っているミキサーを修理してくれました。とらたんにこんな汚れ仕事させたくなかった…次からはたとえ壊れたミキサーであってもちゃんと綺麗にしておかないと…
ちなみに参加者がソフィアちゃんだけだったジャッコのヨガ教室は、収益110シムオリオンで幕を閉じました。うーん、参加者が500人くらい集まればぼろ儲けできるけど、そうでないなら地道にスパム請求書送りつけた方が楽!
その日の夜。リンリー・カンナイから自シムのルナーレ・シルバーを好きになってしまったという相談電話が来ました。
ルナーレとは左側に映っているこの人物。可愛らしい見た目とは裏腹に、中身はとても男らしいウェアウルフです。
そしてリンリー・カンナイは淡い髪の色の中性的な美男子に幻想を抱きやすく、惚れっぽいシム。この組み合わせはちょっとどうだろうか…
面白そうなので背中を押しておいたら無事デートをする仲になったようです。よかったね。
でもリンリー、あなたはただでさえ相手に理想を押し付けて後から幻滅しやすいんだから気をつけなよ。
ヨガ教室の稼ぎが思わしくなかったので夜から屋台を開いたジャッコ。今日はアイスクリームを売っています。
ジャッコ「夜中に食べるアイスクリーム!おいしいよ、罪の味だよ〜!」
夜中にもかかわらず屋台に来てくれるセルジオくん、イヴィー、そしてサイコカップルのガイとジェイミー。
ジェイミーはバニラアイスをお買い上げ。もぐもぐ。
ガイはピスタチオをお買い上げ。もぐもぐ。
せっかくだからガイとジェイミー、一緒に座って食べなよ!夜中に一緒にアイスクリーム買いに行くなんて最高にロマンチックなのに!
ジェイミー「もう一個食おうかな」
ジェイミー「さっきガイが食ってたピスタチオのやつ。うまー」
まじであやしはアイスを食べた後ジャッコの怪しい庭でくつろいでいます。
あやし「すげー家だな」
トラヴィスくんも来てくれたよおおおおおお!!!!
しかしトラヴィスくんは暗闇が怖いせいかやっぱりアイスの気分じゃないと思ったからなのか、屋台を素通りして帰ってしまいました。
通学路パパチャリはピスタチオアイスをお買い上げ。
そういえばジャッコとパパチャリはちょっぴり「いい仲」だったっけ。
じゃあとりあえず。
ジャッコ「パパチャリ、おれ夜中に屋台開かないといけないくらい切羽詰まってんの」
パパチャリ「えー!?」
パパチャリ「大変なんだね!この前はダメって言ってごめんね、貸したげる!」
パパチャリ「ジャッコ大変そうだしアイスお代わり〜」
お金を貸してくれた上にジャッコの売り上げに貢献してくれる優しいパパチャリなのでした。
悪い男ほどよくモテる。デフォシムのリリス・ヴァトーレちゃんから「好きになっちゃった」と言われるジャッコ。もちろんデートしましょう、でもその前に…
ジャッコ「お嬢ちゃん、おれ本当に困ってるんだ。お嬢ちゃんを豪華なレストランにも連れていってあげられないくらいジリ貧なんだよ。こんなおれでも好きでいてくれる…?」
リリス「私ご飯は食べられないからレストランは別にいいけど。でもお金に困ってるのはかわいそう」
リリスちゃんもジャッコにお金を貸してくれました。ありがとう!
親愛なる皆様からお借りしたお金で、ジャッコのおうちはこんなに豪華になりました。細目で見れば豪邸っぽく見えるじゃありませんか!窓もたくさんついたしね。
あとは200,000シムオリオン相当の家具を集めれば願望は次期段階へ進みます。ただこの「200,000シムオリオン相当の」っていうのが時間もかかるし難しいんだよね。なんてったってジャッコの豪邸は「ジャッコの盗んだもので」建てられなければならない、つまりジャッコがたくさん高価な家具を盗まなければ進めないってことなのですから。
とにかく安物を狙うのではなく、高価な家具を集めることに集中します。ジャッコは誰もいない深夜の結婚式場にやってきました。
輝く甲冑にふかふかのソファ、結婚式場には魅力的で高価なものがいっぱい。
さあどれから盗んでやろうかと高笑いをあげるジャッコ。とりあえずソファと甲冑、ピアノを盗んできました。
家に帰ってからはまたちまちまスパム請求書で小銭稼ぎ。
ジャッコ「そういえばさ、まだおれに金を貸してないシムはいっぱいいるよな?そいつらから先に金だけ借りちまわねえとな」
というわけで知り合い欄にいる自シムをかたっぱしから呼び出し金借りよう作戦を実行。
真っ先に餌食になったのは麗しい善人の金魚姫でした。
金魚姫「お金に困ってるんだって?かわいそうに…僕で良ければ力になるよ」
善人の金魚姫、哀れなジャッコを何も怪しむことなく2000シムオリオンを貸してくれました。
ジャッコ「ありがとう、お姫様」
優しいお姫様にはお礼をしなければ。ジャッコ、金魚姫とお礼のウフフです。
善人ゆえか?ジャッコに情が移ってしまった様子の金魚姫。ウフフの後もジャッコについて回って離れません。近いし。
ジャッコ「あと500シムオリオンくらい貸してくれたら、おれの生活もだいぶ楽になるんだけど…」
金魚姫「ああ、構わないよ。ジャッコ、困ったことがあったらいつでも言ってね」
ジャッコ「ありがとありがと!あ、もしもーし!今からおれんち来れない?」
ジャッコは止まりません。懸命に話しかける金魚姫を無視して、次なるターゲットを呼び出すべくスマホを手に取ったのでした。