ぬいぐるみのクマさんをからかうヘイアン。プレイヤーはこの頃から、どうもヘイアンは怒ったり悲しかったりすると姉のフアンには感情のままにきつい言葉をぶつけたりするのに、リンリーの前では控えすぎるほど控えめな男の子だなあと思っていました。リンリーの顔色を伺っているというのともまた違う…彼はリンリーを尊敬するあまり、どう話していいのかわからないみたいなのです。

 

 

父上を崇拝し愛しているという気持ちが言葉にも態度にも出る子、素直になれず八つ当たりしてしまう子、甘え上手な子。子どもたちも様々です。

 

 

さて、今日こそ7号さんとお近づきになりたい!懲りずに7号さんのお宅へやってまいりました。もう何度目かわからない「自己紹介を試みる」です。

 

 

つーん…やっぱりダメか。

 

 

リンリーは拗ねて棺の中に篭り始めました。(本当は前日のホリデーを満喫できなかったことによる悲しいムードレッドからです)

 

 

リンリー「もう一度じっくり対策を考えるとしよう。しばらく起こさないでください」

 

 

おやすみリンリー…

ギィーッ バタン

 

 

リンリーが棺の中で考えている間、プレイヤーも解決策を考え出しました。

ご覧ください、これが一時期同人誌でも流行った…

 

 

自己紹介しないと出られない部屋です!!

ここまで狭い空間に2人っきりで閉じ込められていては、流石の7号さんもリンリーに挨拶せざるを得ないでしょう。7号さんが自己紹介をしてくださるまで、リンリーは7号さんと2人っきりでこの密室に閉じこもります。

 

 

閉じこもっている間に子どもたちが帰ってきたので2人をこちらに呼び出して宿題。

しかしこの日も7号さんから自己紹介があることはなく、リンリーは子どもたちを連れてすごすごと帰ってきたのでした。

 

 

翌日。別の作戦も諦めていません。

「無理やり友情の薬」か、「並外れた誘惑者の薬」のどちらかを作るため材料集めにも奔走しています。「Sulaniのマナ」特質を持つツマリワに隕石を落としてもらい

 

 

冷めた噴石を叩き割り、中身を確認。残念ながらお目当てのベーコンナイトは見つからず。

 

 

しかし魔法市場にて「キッシンググラミー」を買うことができました。

ということは…「並外れた誘惑者の薬」の材料が揃いました!

 

 

マオ師匠に材料を渡し、

 

 

早速薬を調合してもらいます。

 

 

マオ「はい、リンリー君。薬は渡すけど、詳しい使い道は僕には話さないでね」

リンリー「師匠、ありがとうございます。このご恩は決して忘れません」

 

 

完成した「並外れた誘惑者の薬」を飲み干すリンリー。あれっ、エフェクト的になんか失敗してるっぽいけど大丈夫かな?

 

 

リンリーには自信ムードレッドがつきました。

リンリー「愛の力を使えば、どんなシムだって私と恋に落ちますよね」

 

 

では、早速並外れた誘惑者の力を使ってみましょう。

 

 

ヴラドさんに。

 

 

あーらら!せっかく並外れた誘惑者の薬を飲んでも意味がありませんでした。なぜって、7号さんには恋愛コマンドが使えないからです。

並外れた誘惑者の力を使うのは恋愛コマンドからの選択が必要。自己紹介が通っていない7号さんに恋愛コマンドは使えないのです。プレイヤーはこの薬を使うのが初めてだったため、そんなことは当然知りませんでした!

 

 

ヴラド「残念だが、お主とは友人にしかなれない運命なのだ」

 

 

7号さんに使うつもりが使えなかったので実験代わりにヴラドさんに使ってみただけなのに、なんか一方的にフラれたみたいで屈辱的なリンリー。ただしこれでヴラドさんとは友好ゲージがマックスになりました。まあヴラドさんと仲良くなっても今は何の意味もないのだけど…

 

 

使えない以上、もう持っていても仕方ない。もうひと瓶飲んでみると今度は誘惑的ムードレッドがつき、「リンリーはどんなシムでもメロメロにすることができるはずです!」との説明文が。残念ながら、自己紹介が通っていないセレブ相手にはどんな並外れた誘惑の力も使えない。だって、知り合ってないんだもの。

 

 

ところが。ここで嬉しい驚きです。

自己紹介が通っていないもののある程度友好ゲージが上がっているためか?(このステータスもちょっとよくわからない状態なんだけど)深い思考から「サイエンスベイビーを産むように頼む」コマンドが出ています。

 

 

リンリー「自己紹介は通っていないが、これだけ顔を合わせていればもう私の顔くらいは覚えてくださっているはずです。あなたの母上も、私と同じことをしていたと伺いました。たくさん子どもを産んで、立派に育て上げる。私も同じことをしているのです。私に協力してくださいませんか。科学の力で、あなたは自分のお腹を痛めずとも私との子どもを作ることができます。私はあなたと私の子を、優秀で立派な子どもに育てるとお約束致します」

7号「でも…一体何のために?」

 

 

リンリー「何のために?あなたの母上なら私の気持ちをわかってくださるのではないかな。あなたもかつて誰かの姉であり妹であったでしょう?私の子にも面倒を見るための年下のきょうだいがいた方が、彼らのためにもなると思うのですよ」

 

 

というわけでリンリーは病院で7号さんとの遺伝子を使い、赤ちゃんを誕生させます。これぞ科学の力!

 

 

おめでとう!2人の間に女の子の赤ちゃんができました。

産まれた女の子の名前はホウオウ・カンナイになりました。

 

 

おめでとう!ゆりかごの中の小さな女の子は、ヴァンパイアです!

 

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