!注意!
※暴力・暴言・流血描写があります。苦手な方・耐性のない方は閲覧をお控えください※
ー午前3時 クラブ ディコスティック・パン・ユーロパー
サンダー「へえ、じゃあ燃え尽き症候群になっちゃったんだ?そりゃあれだけたくさんの子を育ててたらそうなっちゃうよ」
リンリー「いや、子育てはそんなに苦じゃないんだがな。絵を描くのが本当にダメで」
サンダー「そうなの?僕と全然違うね。僕は絵を描くのが好きなんだ」(サンダーはクリエイティブ特質持ち・画家志望)
リンリー「ああ、知ってる。理想主義だろ」
サンダー「うん。リンリーって嫌いな特徴に『理想主義』が入ってるから僕のことも全然タイプじゃないんだろうなって思ってたけど…」
(アッ仁さん…!)(仁さんは第14子センの生みの親)
リンリー「理想主義のバカは嫌いだがサンダーは別だ」
サンダー「理由を聞いてもいい?」
リンリー「顔が好きだから」
(これはガチ。観察していて気づいたけど、リンリーは金髪・淡い色の髪をした可愛らしい美男子が好き。なのでミカ・パーカーのこともかなり気に入っていたみたいでした)
サンダー「顔だけ?」
リンリー「顔以外も好きだ。うぶで世間知らずで押しに弱くて、俺が何もかも教え込みたくなる」
サンダー「サディストだな〜…あ、僕ちょっと飲み物取ってくる」
リンリー「早く帰って来いよ」
サンダー「うん!」
サンダー「あっ、あざみさん」
あざみ「おー楽しんでる?」
サンダー「うん!誘ってくれてありがとう、大好き!」
たった今この瞬間まで、リンリー・カンナイは知らなかった…
ウブで世間知らずで、ウフフも自分が初めてだったであろう、従順で可愛らしいサンダーが…
自分を裏切り涼しい顔で誰とでもベッドを共にする、ゴミクズの遊び人だったとは!!!
(ガイかわいい)
リンリー「お前…」
サンダー「えっ!?」
「俺を裏切ってやがったな!!!」
「俺を裏で笑ってたんだろう!?何人のシムと寝た、言ってみろ!!」
サンダー「やめてリンリー、痛いよ!」
「クソ野郎、お前がゴミ以下の遊び人だと知ってたらこんな関係にはならなかったのに」
「よくも騙してくれたな」
「舐めた真似しやがって…」
「死ね!!!」
あざみ「リンリー、ちょい待ち」
あざみ「落ち着けよ。さっきのは仲間内のおふざけだって」
サンダー「いった…」
あげた「傷を見せてごらん」
あげた「あーあ、ひどい…おいで、あっちで応急処置をしよう」
リンリー「触るな」
あざみ「…下に休憩スペースあったはずだから、そこで頭冷やしなよ」
リンリー(まさか遊び人だったとはな…)
(恋人は見た目だけで選ぶもんじゃない…)
(あの時といい今回といい、俺が気に入るシムはみんな遊び人のバカばっかりか。どこかに俺だけに一途で与しやすいかわいいシムがいないものか、それでいて髪の色は金色か淡い色で…)
(そんな都合のいいシムはいないか。というか『遊び人じゃないシム』ってそんなに無茶な要求をしてるか!?シムなんて普通に生きていたら遊び人になることなんかそうそうないだろう?一体このワールドはどうなってる?遊び人が多すぎる!)
「あのー…」
「お兄さん1人?」
リンリー「なんだ、あっち行け」
「よかったら一緒に飲まない?お兄さんなんか寂しそうだし」
リンリー「寂しくない、あっち行ってろ」
「でもひどい顔してるじゃん。なんかあったの?」
リンリー「…天才特質持ちか?」
「えっ?なんで分かったの?お兄さんも天才?」
リンリー(もういいか、今夜は何もかも馬鹿馬鹿しい…)
(どこかに俺だけの、都合のいいシムはいないだろうか…)
おまけ
ガイ「あげちゃーん!なんか喧嘩あったね!こわかったぁ」
あげた「よしよし、もう大丈夫だよ」(ガイに甘えてもらえるのは久しぶりだ!!!!!嬉しい!!!!!)