「リンリーよ」
「お呼びでしょうか、父上、母上」
ジンギー「お前、年はいくつになる?」
リンリー「若者世代を10日と半日過ぎたところでございます」
ジンギー「ではお前も、そろそろカンナイ家の次期家長として仕事に取り掛からねばならない頃合いだろう。今、将来を見据えて親しくしているシムはいるのかね?」
リンリー「おりません」
ロンリー「大方欲を発散するためだけにその場限りの遊びで済ませているのだろう、カンナイ家の男ともあろう者が情けない」
リンリー「申し訳ございません」
ジンギー「だがむしろその方が好都合かもしれん。リンリーよ、私たちはそろそろお前の子どもが見たい。カンナイ家の後継を父に持つ、賢く立派な子孫が欲しいのだ」
「10人の優れた遺伝子を持つシムと子作りしなさい。カンナイ家の優秀な子孫を残すために」
リンリー「承知いたしました」
というわけで、本日よりリンリー・カンナイによる倫理観のない「カンナイ家の子孫チャレンジ」を始めます。
このチャレンジはカンナイ家の次期家長であるリンリー・カンナイが10人の優秀なシムと子作りし、カンナイ家の子孫繁栄を試みるチャレンジ。彼は10人の「天才」特質を持つシムと子作りし、生まれた子どもたちを成人するまで立派に育て上げることで、カンナイ家の後継として一人前の男になれるのです。
カンナイ家の子孫チャレンジ・ルール
・加齢OFFでプレイする
・「天才」特質を持つシムとのみ子作りする
・加齢の基準
乳児:社交マイルストーン4つ+全身の運動マイルストーン2つで合計マイルストーンを6つ達成する
幼児:すべてのスキルを3まで伸ばし、報酬特質「幸せな幼児」獲得水準に達する
小学生:願望達成+A評価の小学生になる
ティーン:器用さ、フィットネス、健康のいずれかのスキルをマックスにする+A評価の高校生になる
若者に加齢:卒業!就職先を斡旋し、世帯移動。
・特質/願望
ランダムで決定。ただし、基本特質3つのうち1つに必ず「天才」特質をつける。
です!基本的にシムの育児が超下手&苦手なプレイヤーですので、本当にゆるゆる行きます。ルールもほとんどあってないようなものです。クラブシステムも利用しますし、世帯外のシムにもばんばん育児を手伝ってもらいます。
このチャレンジには、このブログの読者さまよりご応募頂いた魅力的なシムさんたちが登場し、リンリーの子どもを産んでくださる予定です。彼ら彼女らの子がどんな風に育つのか、リンリーと、そして子どもたちとどんなストーリーが生まれるのかとても楽しみです!
では早速参りましょう!最初の子作りは天才特質を持つデフォシムと行いたいと思います。実は天才特質を持つデフォシムは、意外と多くありません。
やってきたのはBrindleton Bayのデルガトー家。
この家の奥様であるスプリヤ・デルガトーさんは貴重な「天才」特質持ちです。
デルガトー家では旦那様の目もあるし子どもたちもいて口説くのに集中できなさそうなので、リンリーはスプリヤさんを自宅へ連れ込みました。
リンリー「優秀な遺伝子が必要なんです。あなたは子どもの母にふさわしい」
相性がいいのか、それともスプリヤさんは強引なリンリーに圧倒されているのか、するすると事が運びました。早速子作り開始です。
念のため2回試みてもらいました。疲れ切ったのかバグり切って眠る2人。
その後起床したスプリヤさんがつわりに苦しんでいる姿を目撃。おめでとう!スプリヤさん、ありがとう!
カンナイ家に新しい「優秀な」家族が増えますよ!
スプリヤさんはリンリーの子を身篭り帰宅。スプリヤさんの出産を待つ間にリンリーはトラヴィスくんとセルジオくんのおうちに遊びに行き、かわいい息子のフィンを紹介してもらいました。
リンリー「かわいい子!とっても利発そうだ!」
フィンにいないいないばあをするトラヴィスくんが可愛すぎた図
フィンを上裸で抱っこするセルジオパパがセクシーすぎた図
そしてこれは愛おしそうにトラヴィスくんとフィンを見つめるセルジオくんの図です
いつでもブレない愛の視線が好きすぎる
ホワキン「Bro、またトラヴィスのこと見てんのかyo」
さて、せっかくセルヴィスちゃんに会いにサン・セコイアまで出てきたのでみんなであたりを散歩してみることにしました。お呼びしたのはセルヴィスちゃん、セルヴィスちゃんの家に泊まりにきていたホワキンくん、そしてアーチーとシェパード。
なぜか呼んでいないカンナイ家家長のジンギー、通称おっさんまで散歩に加わり賑やかな状態でスタートです。
なんて統一感のない集団でしょう。前列2人と後ろのおっさんが怪しすぎます。
引率役のリンリーが時々立ち止まって話をしてくれます。
リンリー「これはサン・セコイアの有名な橋で…」
セルジオ「へー」
ホワキン「?」
セルジオくん、それはシムズ4の有名なトラヴィスくんです。
リンリーの話を聞かずにトラヴィスくんを凝視しているセルジオくん。どんな観光スポットよりも観光スポットな男、それがトラヴィスくんなのです。
リンリー「このエリアの創設はギルバート・ギルバーツの協力によって行われたのですが…」
セルジオ「へえ〜」
セルジオくん驚くほどリンリーの話に興味がありませんね。そしてトラヴィスくんに興味がありすぎる
熱い視線を感じてトラヴィスくんもセルジオくんを思わず見返してしまいます。
リンリー「そしてあちらに見えるのが…」
セルジオ「ふーん」
リンリー「…というわけです」
トラヴィス(セルジオ、リンリーの話聞いてるのかなあ?)
何事もなかったかのように正面に向き直るセルジオくん。「え?ちゃんと話聞いてましたけど?」みたいな顔が可愛すぎて笑った。全然話聴いてなかったよ。めっちゃトラヴィスくんのことを見つめてたよ。
トラヴィス(セルジオ、何か僕に言いたいことがあったのかな?)
今度はトラヴィスくんが気になってセルジオくんを覗き込んでいます。
トラヴィス(あとでなんだったのかきこっと!)
トラヴィスくんを見つめたかっただけだと思うよ。
一方リンリーの話に大げさに驚くおっさん。セルジオくんに(そんな驚くとこなかっただろ)みたいな顔で見られてるのがじわじわ来ます。
ホワキンくんも楽しそうに散歩しています。
ホワキン「いやー俺も新エリアにこられてHappyだぜ!いっつも新DLCが発売されたら真っ先にエンジョイするのはBroとトラヴィスだからなー」
ホワキン(But、それってよく考えたらちょっとずるいんじゃねーの……?)
またリンリーの話タイムに入りましたがホワキンくんはさっきのセルジオくんに張り合うかのように、トラヴィスくんをじっと見つめています。みんなトラヴィスくんを見るばっかりで全然リンリーの話を聞いていないのである。
トラヴィスくん「?」な顔がかわいい。一方後ろで退屈そうなおっさんと、急に悲しくなってしまうセルジオくん。
リンリーの話をちょっとでいいから真面目に聞いてあげてください。
かと思えば思い出したようにリアクションがよくなる参加者たち。
一瞬でトラヴィスくんに視線を戻すセルジオくん。後ろで拳を突き上げ喜ぶおっさん。
結局、驚いてくれたり喜んでくれたり、おっさんのリアクションが一番いい感じですね。
そんな風に、素敵な休日を過ごしたリンリーでした。
でも友人たちとこんな風に優雅に過ごすことは、子育てが始まったらなかなか難しいでしょうね。