※デフォシムのBLです。苦手な方は閲覧をお控えください※

 

 

『あげたへ 

突然こんなお願いをしてごめんね。セルジオとホワキンとよく話し合って、ホワキンを一緒に住ませてもらえたらって話になったんだ。あげたはホワキンとずっと仲が良かったと聞いたよ。ホワキンは先日、セルジオに噛まれてウェアウルフになった。こんな状態でWindenburgで一人暮らしさせる訳にはいかない』

 

 

『本来なら僕たちがホワキンと一緒に住むべきなんだけど、それはプレイヤーがどうしても駄目だって言うんだ。「ホワキンくんのことは好きだけどセルヴィスちゃんがどうのこうの」とよくわからないことを言っていた。ホワキンをあげたに任せてもいいかな。いい返事を待ってる

トラヴィス』

 

あげた「トラヴィスさん…もちろん、トラヴィスさんのお願いなら喜んで」

 

 

あげた「可愛い男の子が増えるのは大歓迎ですし、僕もホワキンのことが大好きなので何も不満はありません。彼にできる限りのおもてなしをしてあげて、美味しいご飯を用意し温かいベッドで眠らせてあげたい」

 

 

あげた「しかし憎しプレイヤー!!!なぜいつまで経っても僕たちのために家を建てないんだ!?」

 

サイコ世帯(あげた、ジェイミー、ガイ、パオロ)に新しくホワキンくんが加わりました。

しかし今あげたが言ったように、今回彼らのための家は用意していません。

ウェアウルフのセルジオくんをプレイしていて分かったのが、ウェアウルフって結構ホームレスプレイに向いてるなということ。どこでも寝られるし、舐めて体を綺麗にできるし、なんならトイレもその辺でできちゃうし。

それらを堪能するため、今回はサイコ世帯に家を与えないことにしました。魔法使いのあげたと、普通シムのガイにはちょっと酷ですが…

 

 

テントとベッド1つずつだけ用意しました。ガイとあげたはこの二つを使って眠ります。ウェアウルフ勢は地面で雑魚寝。これで体力はOK。食事はあげたが「ウマーイ」の魔法で出せるので問題なし。食事問題もクリア。事前にサイコ世帯は全員「ワイルドファングの友」になっておいたので、ワイルドファングの施設で体を洗ったりトイレしたりすればOK。欲求ゲージの問題オールクリア。別にそこまで過酷でもありません。

 

 

ガイ「えー!やだー!野ざらしなんて!あげちゃん家建ててよ!」

 

ガイはプレイヤーが最大限甘やかすから大丈夫。

彼はいついかなる時でもサイコ世帯の中で最優先されるべき存在なので、積極的に守ります。

 

 

それからパオロくんですが、今回新規データを作ってワールドに配置する時あげたとの関係を「夫夫」に設定するのを失念しており、普通に同居人からのスタートです。

 

 

あげたとパオロくん、お付き合いは始めましたが…

 

 

気になるのが今回同居することになったホワキン&パオロの複雑な関係。実はホワキン&パオロは恋のライバル関係にあります。

他データでの出来事が元になりますが大まかに説明すると、あげたはホワキンくんとパオロくん両方に手を出していましたが、最終的にあげたが選んだのはパオロくんでした。

 

 

だがしかしプレイヤーのミスにより、このデータのあげたは独身。

出来心で今回も両方にちょっかいをかけてみたのです。

 

 

ホワキンくんに甘い口説き文句を連発するあげた。ホワキンくんも受け止めてくれます。

そして後ろ、パオロくんすでに激怒中。

 

 

ホワキンくんの吹き出しを出しながら、肩をいからせずんずん歩み寄ってくるパオロくん。

 

 

次の瞬間、パオロくんを勝ち誇ったように見つめながらあげたに薔薇を差し出すホワキンくん。

 

 

飛び散る火花。ドラマが生まれてしまったという訳です。

このデータではしばらく二人とお付き合いして、いつ背後から刺されるか怯えながらハーレムを楽しんじゃおうかなと考え中。

 

 

プレイヤーの妄想抜きにしても、隙あらばパオロくんはホワキンくんを睨むし

 

 

ホワキンくんの方は少し余裕のある笑みを浮かべているのです。

ホワキン(俺にも分があるってわけよ)

 

ていうかこのふたりに奪われ合うってあげた羨ましすぎんか?

 

 

恋のバチバチも追っていきつつ、サイコ世帯のホームレス生活を楽しむとしましょう。

あげた「とりあえず、ここにテント広げて…」

「ちょっと!!」

 

 

「勝手なことされちゃ困るね」

 

 

あげた「!?」

 

 

「ただの更地に見えるかもしれないけどここは俺の縄張りなんだ」

 

 

ゾロゾロ…

 

ガイ「ちょっとあげちゃん!家まだ!?」

ジェイミー「そうだぞさっさとしろオクラ」

あげた「いや、違うんだ…ここ、この人の家らしいんだよ」

ガイ「家ー!?更地じゃん!」

 

 

ジェイミー「コラッ!!何俺以外のやつと喋ってんだ!!」

 

 

ガイ「今それ言うのー!?」

 

 

あげた「参った…僕の可愛いクローンや恋人はみんなウェアウルフになるし、しかもホームレスだ。お先真っ暗だ、どうしたらいいんだ」

 

 

「…待って、あんたウェアウルフなの?」

 

 

あげた「いや、僕は違う…僕たち5人のうち3人がウェアウルフなんだけど…」

ホワキン「俺たちウェアウルフになりたてでどうしていいか分からなくて、しかも家もなくて途方に暮れてるってワケさ ヨーメン」

 

 

「なーんだそうだったのか。安心しろよ、ウェアウルフはどこでも寝られるし狩りに行って飯も調達できる。屋根のある家なんかなくたって生きていけるんだぜ」

 

 

あげた「そう、それは有難いね!絶望してるところにとても嬉しいニュースだよ!それで、ウェアウルフのみんなはいいけど僕やガイみたいな普通のシムはどうしたらいいんだい!雨に濡れて風邪をひいて飢え死にしろって言うのか!?」

 

 

「そんなこと言ってないじゃん。ウェアウルフ仲間に飯を取ってきてもらえばいいし、すぐそこにバーだってあるしさ。何そんなにカリカリしてんだよ?冷静になりなよ」

あげた「…突然のことに頭がついていってなくてね。君は何者なんだ?」

 

 

「俺はレイヴン・ファラデー。ウェアウルフだよ」

 

 

 

 

サイコ世帯が家にしようと目論んでいた更地は、実はこの青年の縄張りでした。

彼の名前はレイヴン・ファラデー。話を聞いているとMoonwood Millに前から住んでいるウェアウルフで、ずっと野ざらしの生活を続けているそうです。彼と一緒に暮らせば、ウェアウルフのあれそれが分かってくるかもしれない。

 

 

あげたはサイコ世帯にレイヴンを引き入れることにしました。

 

 

レイヴンの方は気の良い青年で、これからあげた達にウェアウルフのことを色々教えてくれるとのこと。

一緒に暮らす仲間も増えて嬉しそうです。

 

そんなわけで、人数がいつもより2人増えたサイコ世帯。

彼らのうちジェイミー、ホワキンくん、パオロくん、レイヴンがウェアウルフ。

これからどんな波乱に満ちたサイコな日々が待っているのでしょうか。

 

(どこでもくつろげるMODをmaru様よりお借りしました。)

 

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