※デフォシムのBLです。苦手な方は閲覧をお控えください※
前回に引き続き、まだロマフェス会場にいます。
二人はバーでドリンクを注文したり
思いっきり歌ったりと思い思いに過ごしていました。
ホワキンくんはロマフェスでいい出会いがなかったのか、はたまた疲れたのかソファで居眠りしていました。
そしていつでもブレないセルジオくんの視線。
好きな人を無意識に目で追っちゃう。彼はどのデータでもその行動が一貫していて本当に推せます。
セルジオ「そういや、ライジングスターになったから俺たち他のシムにサインできるんだよな?」
トラヴィス「うん、確かできるようになってるはずだよ」
というわけで、すぐそこにいたアキラくんにサインしてみるセルジオくん。
俳優セルジオ・ロメオのサイン。喉から手が出るほど欲しいでしょ?
アキラ「あー…」
アキラ「いや、別にいいっすわ」
セルジオ「え」
セルジオ「あげるのに」
セルジオ「別に金取ろうとか思ってないよ」
アキラ「いや、無料でもいらないっす。セルジオ・ロメオなんて俳優知らないんで!」
セルジオくん、呆然…
ほんと…ひどいね…?私だったらセルジオくんのサイン73億枚は欲しいよ…?
ところが。
アキラ「うわああ〜〜〜〜!!!トラヴィスさんだーーーー!!!」
アキラ「シムチューブいつも観てます!!俺、トラヴィスさんのゲーム実況が超好きで…」
そんな…まさか…ひどい…
アキラくん、うちのワールドでトラヴィス・スコットとセルジオ・ロメオといえば知らない人なんていないくらいのビッグカップルなのよ?
あなたがサインをいらないと断ったセルジオくんはやがて世界のスーパースターになる男なのよ?
いいの?ねえ、いいの!?
ダメだこれ、プレイヤーの声が届いてない。
そんな…二人まとめてもらっておいた方が絶対いいのに…。今よりセルジオくんが有名になったらサインねだっても断られるかもしれないのに…
アキラ「『アキラさんへ』って書いてくれたら嬉しいです!」
トラヴィス「アキラさんへ、いつもありがとう!」
サインするトラヴィスくん美しいことデルソルバレーの夜景の如し。
私もトラヴィスくんのサインが欲しい。73億枚くらい欲しい。
あげたもいたのでしょうがないからサインあげます。
定番の反応。彼はトラヴィスくんに会えたらトラヴィスくんがセレブじゃなくても基本的にこの反応。
あげた「トラヴィスさん…!嬉しい…!僕が死ぬ時…一緒にこのサインを埋葬してもらいます!僕の生涯の宝物です!」
喜んでもらえて嬉しいけど、トラヴィスくん的に自分のサインが一緒に埋葬されるなんてちょっと重いのでは…。
セルジオ(まじで解せん。絶対間違って断ったに決まってる)
セルジオ「トラヴィスからサイン貰ってただろ?俺のもあげてもいいよ」
アキラ「いやだから、別にいいですってば」
そんな…まさか…ひどい…