2012年6月26日『TTRE×ビアンコネロ アコースティックライブ 』@名古屋CLUB QUATTROに参加しました。




とってもあったかくってやさしい時間でした。


3月の礼央さんのライブの時に、アンコールの歌に乗せてお知らせしてくれて、その瞬間会場中がぶわーんと弾けて盛り上がったのを覚えています。


今回はアコースティックライブということで、ライブハウスに椅子を並べてしっとりと。ステージも本当に近くて、そこではみなさんも椅子に腰を掛けての演奏。最初に「今日はこんなにみんな近いから、家に来たみたいにリラックスして楽しんでくださいね」って言ってくれた通り、終始みんなで穏やかに楽しみました。礼央さんとビアンコネロさんが、いい意味で肩から力が抜けていて、交わし合う言葉もすごく自然なんですよ。暖かい笑いで満ちてました。


“礼央さんのライブとビアンコネロさんのライブ”ではなく“礼央さんとビアンコネロさんのライブ”。それぞれの楽曲をみんなで歌ったり、交換して歌ったり。この4人だからこそのアレンジがあったり、遊びがあったり。礼央さん、ビアンコネロさんどちらか初めましての人も気後れしたり、置いてけぼりにならないように、一曲ごとに丁寧に丁寧に話してくれました。それが、脱線したり、膨らみすぎちゃったり、伸びきっちゃったり、何だかわからなくなったり、楽しくなりすぎちゃったり…。予想外の形の変え方がとても人間臭くて、可笑しくて。


“音を楽しむ”で音楽。本当だなぁ…って改めて。メロディーがあって、届けたい想いがあって、言葉があって。それが声に乗って届けられる。奏でる彼らも楽しそうだし、聴いている私たちも楽しい。楽しい気持ちの重なり合い。歌詞の想いに、今、この瞬間の想いも込めて奏でられる音楽はまさにライブで、届けたいと思う以上の想いがそこにあったように感じました。


会場中に…っていうよりも、会場にいる一人一人にちゃんと届けたいという気持ちが強く伝わってきました。マイクを通さずに生声でも歌ってくれて、それがとってもやわらかくって、ふんわりと包まれたみたいでした。


人ってあったかくって、やさしくて、そして力強い。誰もがみんな一人じゃないんだよね…って、ぽわんと思った夜でした。


ありがとうございます。