2012年2月24日・2012年2月25日Gyaoにて配信された『LoveDiary日記の日プラス』を観ました。




昨年秋のライブ以降、自分時間の余白に色付けしてくれているLoveDiaryさんの音楽たち。本当に毎日、元気とか勇気とか安心とか、たくさんの気持ちをもらっています。そのLoveDiaryさんがGyaoでなにか面白いことを配信してくれるというニュースが。先日もお友達とそんな話になり、わくわくと盛り上がっておりました。


最近は、テレビプログラムを追い掛けることが少なくなっていたので、“この日のこの時間にね!!”っていう約束事にやたらとそわそわしたりして。久しぶりの感覚です。


そして、開始。2夜連続の配信、その与えられた24時間で曲を1曲完成させようという企画。しかも、“卒業”をテーマに、まつわるエピソードを公募して、それらを元に創り上げていこうという完全にゼロからのスタート。寄せられたたくさんの卒業模様から曲になるべく響いた情景や、言葉、想いなどを集めては並べてみたり探ってみたり。真っ白なところに音楽を描き始める本当に最初の最初。一歩を踏み出す、まだちょっと手前のところで初日の配信は終了。


ここまででもう、感動なんですよ、私。普段、まず観ることのできない光景ですからね。その後も、制作の進捗状況をtwitterでカバーしたりして。


そして迎えた2夜目の配信。これまでの経緯と創られた音楽の原石を発表。伝えられたのは、リアルに24時間を費やして一つ一つ積み上げて、形にならんとしている曲の“今”の姿。それがちょっとたまらなくって。ジャジャーンと完璧に創り上げられた音楽が届けられるより、遥かに熱く響きました。


私が勤務したりして過ごしてた時間と同じだけの時間が彼らにも平等に流れていたこと。当初二人で1曲と考えていたのが、見えた景色が少し違ったことでそれぞれ1曲ずつになったこと。ぎりぎりまで作業をしていて電車を乗り過ごしたこと。全部、人間らしくて好いなぁ、って。


ライブやラジオなどで、いろんな方のエピソードに即興で曲を付けて歌ってくれるので、意外と簡単なのでは…と錯覚しちゃいそうですが、そんなことは全然なくて。向かう姿勢はかなり真剣。彼らがロボットや魔法使いで、スイッチを押したり呪文を唱えたり…、見えてきたのがそんな光景じゃなくて嬉しかったです。


…そりゃぁ、寝ますよね。眠る気がなくったって寝ちゃいますよ。人間ですからね。寝ます、寝ます。


それでも。


例え形になりかけている姿だったとしても、それはやっぱり凄かったです。


いや、むしろ私は限られたあの時間の中であそこまで創れてしまうことの方が驚きでした。歌詞も。曲も。歌も。…ちょっと心、震えちゃいました。


嬉しいお知らせもありまして。本当に濃い内容でした。贅沢な時間だったなぁ。


今は、やらないといけないことが、見えてるだけでも長くいっぱい並んでいて、進む道幅の狭さに大騒ぎしそうにもなってたけれど、俄然やる気が湧いてきました。単純ですけどね、大事ですよね。全部ちゃんと頑張って、ご褒美にその日を迎えられたらいいなぁ…と思ってます。


LoveDiaryさん、お疲れさまでした。すごい貴重な光景と素敵な時間をありがとうございました。