木造建築物の可能性 | Pleasant Designのブログ

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科学的に分析して、快適な住まいをご提案します。
ファイナンシャルプランナーとして、
イニシャルコストだけではなく、ランニングコストも
トータルで本当は何が大切なのかをご提案します。

先日、「木のシンポジウム」に参加してきました。

まずは写真から


スペインにある大規模木造建築物です。


現在、計画が検討されているスウェーデンの34階建マンション

そして、まもなく完成の横浜の木造商業施設 サウスウッド

木造は火に弱いという大義名分で、
都市部への大規模建築が避けられるようになってきましたが、
実際は、戦後の木材不足により、コンクリート造に誘導されてとの話もあります。

政治的なことはさておき、都市部にある神社や寺が、
コンクリートなのは違和感があります。

ただ、最近になりエコの観点から、木造建築物が注目されはじめました。
もちろん、技術進歩により、耐火建築物をとれる木造ができるようになったのも
大きいです。

戦後はたしかに木材不足だったのかもしれませんが、
現在、日本の森は林業が衰退し、荒れ果てています。

昨日、伐採した森に女優が立ちすくんで、エコを考えろというような
CMを見ましたが、実際は逆で間伐がされない森のために、
治水力が落ち、水害をもたらしています。

まずが、学校などの施設に木造を使うような流れになっていますので、
ぜひ、子供たちに木造の良さを感じてもらいたいものです。