昨日は1985アクションのアドバイザー拠点スキルアップセミナーに
参加してきました。
第一回目は宝塚市を中心に活動されている
米谷さんが講師でした。
何度か、米谷さんをお見かけしたこともありますが、
省エネの本を執筆されたりと、
この2,3年で省エネを真面目に勉強し始めた私にとって、
なかなか声をおかけすることはできずにいました。
昨日のセミナーの題名は「伝えること」でした。
そこではじめて、米谷さんがどれだけ幅広く
仕事をされてきたのかを知りました。
最近、自分自身に対し、よく思うのが、
話が薄っぺらいなと・・・・
一生懸命、話すだけで、何か足りない・・
それが米谷さんのお話を聞いて、
経験と論理的な知識だと感じました。
省エネやパッシブデザインに関しても
順序立てて、ストーリーをもって、
提案しているからこそ、施主の表面的な要望だけではなく、
深層の問題解決につながる提案ができる。
それには確固たるロジックを持っている。
いやはや、40歳に足がかかりましたが、
まだ、自分自身はスタートラインから、
2・3歩歩いただけじゃないかとあまりにも遠い背中を
見たような気がします。
とはいっても、一歩づつ進むしかありません。
米谷さんは阪神大震災を実務者として経験され、
省エネの前に命を守る、安心をと言われていました。
私も、ちょうど4月から木構造を一から学ぶ機会をいただきました。
省エネのシミュレーションでもそうですが、
プログラムが使えるだけではなく、計算の根拠をしっかり
把握して、論理的な知識を蓄えたいと思います。