3年半ほど前に、耳の後ろのリンパが腫れ首に圧迫感が生じ、耳鼻科を受診しました。抗生剤を処方され、首の圧迫感は消失しましたが、リンパのしこりが残った状態となりました。(リンパのしこりは一度できると、治らないとのことです。)
リンパのしこりは大きくならなければ問題ないとのことで、時々仕事をしに行っている職場の耳鼻科医が時々触診してくれ、大きさを確認していました。急に大きくなることはありませんでしたが、ここ1年ほど、体調が悪い時には、首に圧迫感が生じることがあり、リンパのしこりもやや増大しているように感じるようになりました。職場の耳鼻科医からも、初めの頃より明らかに大きくなったと思うので、別の職場にいる腫瘍専門の耳鼻科医の受診を勧められました。
腫瘍専門の耳鼻科医を受診したところ、MRIと細胞診を勧められました。MRIの結果は、大きさは3.5cmで多形腺腫かワルチン腫瘍だろうとのこと、細胞診の結果は、悪性所見は見られないが良性多形腺腫が鑑別に挙がるとのことでした。(採取した細胞の数が少なく確定診断はできなかったとのこと。こういうことはよくあるそうです。)ただ、細胞診の結果だけでは良性とも言い切れず、摘出した腫瘍すべてをスライスして癌細胞がないかどうか調べ、癌細胞がなければ、初めて良性腫瘍だったと言うことができます。
とりあえず、細胞診では悪性所見は見られないとのことだったので、経過観察でもよいと言われましたが、さらに大きくなると、手術の際に顔面神経を損傷する可能性が高くなることと、また一度でも穿刺すると細胞が皮膚の中で落ちてしまうことがあり、早いうちに腫瘍を摘出した方がよいとのことで、仕事に影響のない時期を選んで4ヵ月後に手術することを決意しました。
その間にも、仕事柄、様々な病院の耳鼻科医とも接する機会があり、触診のみしてもらいましたが、色々な意見がありました。とりあえずMRI,エコーで経過観察でよいのではないかという意見と、早めに切除した方がよいという意見とがありました。