リレーシーケンスの基礎
LD、AND、XOR あたりは、中学校か、工業高校1年生レベルなので、ここでは「低圧機器」について。
この資料を見ましょう。これ以上、わかりやすくていねいな資料はほかにはありません。いわゆる参考書、教科書は要りません。
このカタログを切り抜いたような資料が、MELSECスクールの教科書として公開されています。逆に言えば、このカタログを熟読すれば、「低圧機器選定」コースを受講する必要がありません。
安全設計
少なくとも緊急停止はb接点で。 自己保持解除は a接点のときはNOT LDだが b接点のときはLD
緊急停止状態
緊急停止ボタンを押すと「緊急停止状態」に入りただちに停止し、ブザーがなり、ランプがなる。「緊急停止状態」の間は一切の操作を受け付けない。ランプは「ブザー停止ボタン」で停止する。
人間が異常を確認しそれを除去し運転を再開する場合は「(緊急停止)解除ボタン」を押す。すると緊急停止状態は解除され、緊急停止ランプが消灯する。
電磁開閉器(電磁接触器、サーマルリレー)
・電磁接触器は誘導負荷をON/OFFするために使用する。大電力の誘導負荷では対応できるパワーリレーがないためだ。
・サーマルリレーを使う理由は、ブレーカー(NFB)における遮断メカニズムと、突入電流が存在する誘導負荷を遮断するためのメカニズムが異なるからである。目的が違うのだから、遮断する時定数が違うように設計されている。
・電磁開閉器はこれらがセットになった製品だ。
通常は、各枝に、NFB(ノーフューズブレーカー)をつけ、誘導負荷の場合は、NFBとアンプの間に、電磁開閉器をつける。
これらの選定においては「保護協調」と呼ばれる考え方が必要である。つまり、NFBの遮断領域と、サーマルの遮断領域を見比べて、
「確実に切れるけれども、むやみやたらに切れないような組み合わせ」
な製品を選ぶのである。教科書はないのだろうか。残念ながら低圧機器選定に使える教本はないのだ。
「保護協調」などを説明している資料が、以下である。
http://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/fa/document/catalog/lvsw/l02031/L(NA)02031-F(1702)_17A.pdf
なかなかない。
