ワンメイクの世界 | 創作ラボ2

ワンメイクの世界

自由化の成れの果てを考えてみる。


自由化とは、垣根を取り払う事。


垣根とは、防衛ラインである。


スポーツで例えると、階級の差を取り払うことである。


ボクシングの場合は、ライト級の選手が、ヘビー級の選手と試合をするようなものである。


普通に戦えば、ヘビー級の選手が勝つ。


もともとの体力が違うからヘビー級の選手が勝つのは当然である。


檻の中に、猫とライオンを一緒に入れると、当然、ライオンが勝つ。


動物の世界は、弱肉強食である。


ビジネスの世界も同じく、弱肉強食である。


自由化して、規制をなくして、防衛ラインを取り払い、異業種がどの業種にでも進出して、自由に競争できるようになると、資本力がある企業が、資本力のない企業を駆逐する。


この自由化の世界で生き残るのは、一つの、あるいは、二つの企業になる。


この世界は、特定の企業の寡占状態になる。


つまり、ワンメイクの世界になる。


消費者は、メーカーを選ぶことができなくなる。


グローバリストが目指す、究極の姿がワンメイクの世界である。


たった一人の勝者が世界を支配する。


これが、自由化の成れの果てである。