ロシアのディアナ号事件を知っているだろうか
幕末に起こった、ロシアのディアナ号の事件を知っている国民はどれだけいるだろうか。
幕末に、外国の船が日本の沿岸で、事故を起こして沈没して事件としては、和歌山沖で、沈没したトルコのエルトゥールル号事件の方が日本では知られている。
和歌山の人々は、沈没した船から乗組員を救い出した。
この事件の事をトルコの国民は今でも感謝している。
この事件よりももっと記憶されていい事件と思えるのが、ロシアのディアナ号事件である。
安政の東海地震の津波で、ロシアのディアナ号が伊豆で損傷した。
その船を修理のために、曳航している途中で沈没した。
船を失ったロシア船の乗組員は、母国に帰ることができなくなった。
その時、日本の船大工は、100日間ほどで、日本の技術で、初めて西洋の船を造った。
その船で、ロシア船の乗組員は、ロシアに帰った。
船の造船が行われた、沼津市戸田では、戸田に逗留中に病気と、事故でなくなった二人のロシア人の水兵の霊を慰める供養祭が行われている。
ロシア人は、トルコ人と違って、あまり日本人に感謝はしていないようだ。