馴染みの店
三島由紀夫の、『純白の夜』を読み進めている。
どういうストーリーなのかはわからないが、『豊饒の海』とは、文体も違う。
三島がまだ20代半ばの作品だから、文体が違うのも納得できるが、文章が頭に入らない。
というより、文章が身体に入り込んでこない。
サイズの合わない服を着ている感じだ。
村上春樹の小説は、馴染みの店のカウンターのスツールに座った感じがするのだが、三島の場合は、社交ダンスのパーティの会場に、革ジャンを着て行ったような、場違いな感じがする。
三島の作品が馴染みの店になるかどうかはわからない。