ナルシスト
三島由紀夫の『豊饒の海』の第一部の、『春の雪』を半分くらい読んだ。
これまで、三島由紀夫は、ほとんど読んだことがない。
とにかく、旧字体の漢字が読めないということもあるけれど、文章がわかりにくい。
人に何かを伝えるには、わかりやすく書くというのは当たり前。
職業として小説を書く者は、読者がいてこそ、小説家としての職業が成り立つ。
わかりにくい文章を書く作家は、プロ意識が低いのだろうと思う。
職業作家は、出版社から、金をもらっているのではなくて、読者から金をもらっている。
つまり、人気職業であって、小説は、読者を楽しませるエンターテイメントだ。
三島由紀夫の文章からは、彼が、ナルシストであったことがうかがえる。
自分の文章に酔いすぎている。
彼の精神構造がどうであったかは、彼の最期を見ればわかる。