『嵐が丘』の異常な人々
『嵐が丘』を、1/3くらいまで、読んだ。
この物語は、家政婦は見た、シリーズのように、家政婦が語り部となって、物語りがすすんでいく。
語り部は、もともと、病気療養で、『嵐が丘』のあるあたりに、訪れた人物で、その人物が、逗留先の宿の女主人に話を聞くという展開だったものが、いつの間にか、かつては、『嵐が丘』の家政婦だったその女主人が、語り部になるという展開になってしまっている。
この物語の主人公は、たぶん、ヒースクリフだと思うが、ヒースクリフよりも、キャサリンのわがままなキャラクターが強烈。
異常にわがままで、自分の思い通りにならなくなると、発狂してしまう。
この物語は、まるで、戯曲のようで、舞台劇とか、映画、ドラマのテキストとして、すぐれているのではないかと思う。
物語とか、ドラマというものは、予想外の展開、あるいは、理不尽な展開がないことには、読者の読書欲を掻き立てない。
登場人物がいい人ばかりだと、物語にはならない。
悪人、異常な人々が登場して、非日常的空間を作るからこそ、物語になる。