嫌われていた | 創作ラボ2

嫌われていた

初めての理髪店というのはなかなか入りにくい。


外の様子と、内部が一致していないことがある。


気に入ると、同じ店に通い続ける。


ある時、いつものようにその店に行くと、閉まっていることがある。


別の店には行かずに、後日、その店に行ってみと、やはり、閉まっている。


廃業したのだろうと諦めて、別の店行く。


そして、数日後、閉店していた店の前を通りかかると、その店が営業していた。


経営者が替わったようでもなかった。


窓の外から見える店内には、同じ人物が櫛とハサミを持って、誰かの髪を切っていた。


その時気づいた、自分は、この店に嫌われていたのだと。