一人でいる事の懺悔
『ゲゲゲの女房』の放送が終わった。
このドラマはなぜ人気があったのだろう。
自立する女ではなくて、健気に夫を支える主婦が世間に受け入れられたのだろうか。
自分の周りには、結婚もせずに、誰の援助もなく自立して生きている女性は何人もいる。
おそらく、卑弥呼の時代以来、平成のこの世は女性にとって、もっとも生きやすい時代だろうと思う。
きちんと仕事をしていれば、結婚をしない事を非難される事もない。
たとえ、仕事もせずに家に居ても、あまり非難される事はない。
結婚せずに仕事をもって一人暮らしをしている女性、そして、仕事を持たずに親と同居している女性の顛末はどうなるか。
家族がいないという未来。
キャリアがあっても、経済的にいくら余裕があっても、きっと、一人で生きる事が正しい選択だったのかと後悔する時が来る。
その時はすでに手遅れになっている。
『ゲゲゲの女房』が世間に受け入れられたのは、一人でいる事を選択した懺悔の象徴でもあるような気がする。