松本清張の、『霧の旗』を読み終えた
- 霧の旗 (新潮文庫)/松本 清張
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松本清張の『霧の旗』を読んだ。
この物語は、前半の2/3はほとんど物語が動かない。
とても退屈だった。
残り1/3から物語は動き始める。
九州からやってきた、若い女性が、兄がかかわった事件の弁護を東京の有名な弁護士に依頼する。
予約もなしに、突然訪れた彼女の以来を弁護士は断る。
弁護料金が支払えないだろうという理由で弁護士は断ったのだが、彼女は逆恨みする。
弁護士はさほどの悪人には見えない。
突然訪れた者の依頼を断るのは、非難される事ではない。
彼女は東京でホステスとなって、弁護士に復讐をする。
常識的に考えて、悪人は、彼女だろうと思う。
読んだ後、どうも気分が悪くなる。
松本清張の作品は誰も幸せにしない。
登場人物も、読者も幸せにはならない。