松本清張の、『わるいやつら』を読み終える | 創作ラボ2

松本清張の、『わるいやつら』を読み終える

松本清張の、『わるいやつら』を読み終えた。


この小説は、下巻から面白くなる。


主人公の戸谷がある女を絞殺しようとした時から、物語は大きく動きだす。


読者としては何がなんだか分からない展開になる。


主人公は大きなミスをしてしまった事に気付かない。


殺したはずの女が実は死んでいなかった。


そのために、主人公は情交を交わした女たちと、信頼していた友人の策略にはまってしまう。


登場人物はみんな、わるいやつばかりだけど、もちろん、もっとも悪いのは、やたらと女にモテる主人公だろう。


しかし、主人公以外の人物もみんな悪い。


女は、腹黒いやつばかり。


容姿端麗な女ほど腹の中は真黒。


愛などどこにもない。


所詮、男と女の間にあるのは、金のみ。


悲しいけれど、それが現実。