ハムレットを読み終える
シェイクスピアの『ハムレット』を読み終えました。
シェイクスピアの戯曲の中では長編の部類ですが、大仰で時代がかった台詞になれてしまえば、読むことに苦痛を覚えることはありません。
戯曲の最後の部分は、どたばたとしています。ハムレットの母が間違って、毒入りの酒を飲んだり、ハムレットが毒が塗られた剣で刺されたりします。
死ぬシーンはかなりあっけなく描写されています。
親殺し、子殺し、兄弟殺しというのは、文学の世界では普遍的なテーマです。
人類最初の殺人は兄弟殺しということです。
人間が持つ感情の中でもっとも強烈なものは憎しみです。
人間が生きる原動力とは憎しみなのでしょうか。
誰かを恨み続けることが生きがいというのは否定したいのですが、そういう種類の感情がないことには、スポーツとか、芸術とかテクノロジーの分野では、発展はないのかもしれません。
誰もが友愛の心を持っていては、現状は変わらないでしょう。