源氏物語の謎 ④ | 創作ラボ2

源氏物語の謎 ④

与謝野晶子源氏の第三巻の、『行幸』まで読み終えました。


これまでのところで、感じるのは、『紫の上』系統のグループと、『玉鬘』系統グループの物語に分類できるということです。


本来の物語の筋とは関係のない比較的短い帖があったりして、そういうものは、後から挿入されたのではないかとも思う。


もう少し読みすすめば、また、別系統のグループの物語も登場するだろうと思われる。


これらのことが、教えてくれることは現代の感覚の一人の作者が書いた首尾一貫した長編物語とは様子が違うということです。


作者が複数存在したと考えたほうが自然な感じもする。


多くの読者は、登場人物の多さと、複雑な人間関係と、誰が話しているのか分からないということと、登場人物の呼び名が一定していなくて、誰のことなのか分からないこと、平安時代の貴族世界、社会的状況、内裏の各部署の配置図、官位の名称などが分からないということなどが原因になって、源氏物語を途中で投げ出してしまうのではないかと思われる。


分かりにくいところは、斜め読みしながら、最後まで、こつこつと読んでいくつもりです。