与謝野晶子現代訳源氏物語の第二巻を読み終える
与謝野源氏の第二巻を読み終えました。
第二巻までの源氏物語の中で気になる登場人物が何人かいます。もっとも気になる人物は、六条御息所です。
しかし、六条御息所との馴れ初めの部分が描かれていません。何かの帖が抜け落ちているのかも知れません。
六条御息所は生霊となって、夕顔を取り殺します。
生霊というのは、実際にあるようですが、生霊を飛ばしている本人は、生霊を飛ばしているとは気がつかないようです。
肉体から、もう一つの肉体が抜け出で、恨みを持つ人のところ、あるいは、逆に、恋しい人のところに現れるということです。幽体離脱という現象と考えてもいいと思います。
念が強すぎると、自分は全く意識はしていないのに、生霊を飛ばしていることがあるかも知れません。
なぜか分からないけれど、身体の調子が悪いのは誰かの生霊が原因だということもありえます。
平安時代は、やたらと、怨霊の祟りを気にしていたようです。
わけのわからない病気はそういう怨霊とかが原因だと考えていたようです。
権力に就く者は、誰かを蹴落としているわけだし、あるいは、殺害するということもあただろうし、怨霊には日々怯えているわけです。
平安京には、怨霊と魑魅魍魎が渦巻いていたのでしょう。
源氏物語には、他にも強烈なキャラクターが登場します。 好色な老女の源典待、不美人の末摘花など。
継母から、養女まで、光源氏の好色ぶりには、驚きます。六条の院に何人もの愛人を住まわせます。そうすれば、いつでも好きな時に、誰のところへでも行けるわけです。ハーレム状態です。
源氏物語は、ほんとに紫式部一人が書いたのかという謎に関しては、自分なりに、ある一つの仮説を考えました。それは、のちほど書きます。