平家物語を読み終える
吉村昭の『平家物語』をやっと読み終えました。
文庫本で540ページ一冊です。
平家物語は本来、もっと長い物語のはずですが、ダイジェスト版のよにして、短くしているのだと思われます。
短いといっても、540ページはかなり長いです。少しづづ読んで、一ヶ月ほどかかったように思います。
登場人物が多くて、誰が誰なのか、さっぱり分かりません。
武士は、勝ち目がない場合は、すぐに自害し、家族や、一族郎党が討ち取られると、さめざめと泣きます。
不思議なくらいに、誰もかれもよく泣きます。
恥をさらすよりは、自ら死を選ぶ場面が多くあります。
生きながらえて、引き回されるよりは死を選ぶのが武士なのでしよう。
討ち取られた者は必ずといっていいほど首を切られます。
なぜ、そのような残虐なことをするのだろうと思うのですが、首を持ち帰るのが討ち取った証拠になるのでしよう。
あまりに、奢り高ぶった平家は衰滅する運命にあったわけです。
次は、与謝野晶子の源氏物語を読みます。