装丁のデザインで選ぶ
近頃、源氏物語を読むのだと、心意気だけが高ぶっていてるのですが、誰の現代訳で読むのか迷っています。
一般的に、源氏物語の現代語訳を最初にしたのは、与謝野晶子らしいのですが、明治から大正時代にかけての現代語訳なので、その現代語訳自体が、平成の時代から見れば、古典になっているわけで、古典を古典で読むということになるわけです
しかし、与謝野晶子訳の源氏物語は、今でも、新装版が発売され続けています。おそらく、平成の時代にも読めるように、仮名遣いとか、漢字なども直されていると思うのですが、書店では見かけたことがないので、確認はしていません。
何も、書籍を買わなくても、ネット上でも、源氏物語の現代訳を読むことはできます。
でも、きちんと、書籍の形になったものを所有したいのです。
所有するということは、見た目も重要になってきます。中身というのは、読んでみないことには判断がつかないのですが、外側の装丁は見てすぐに分かります。ですから、本は装丁のデザインも大切です。
装丁で本を選ぶということもありえるわけです。
今のところ、源氏物語の現代訳では、価格のことを考えて、与謝野晶子訳が第一候補、次が、大塚ひかりといったところです。
ただ、大塚ひかりの源氏物語の現代訳の本は訳者の色が、濃く出ているようで、与謝野晶子の訳のように、時代を経ても、読み続けられるかどうかは分かりません。
古典は、やはり原文で読むべきだろうと思って、対訳つきの、角川のソフィア文庫を昨日書店で手にとって、じっとながめては、本棚に何度も戻しました。
全部で十冊あります。価格も八千円は超えると思われます。価格のことは別として、文庫で対訳つきなので、文字が小さいです。かなり読みにくい感じがしました。
これで文字が大きければ、衝動的に、十冊手にとって、レジに向かったかもしれません。
読むなら原文で、という気持ちは未だ消えず、悩み続けています。