忘れられた傍線 | 創作ラボ2

忘れられた傍線


創作ラボ2-テス


時々、本棚の中をのぞいてみる。


そうすると、意外な発見がある。


こんな本はいつ買ったのだろうと、思い出そうとするがうまくいかない。


文庫本の表紙のカバーはなぜか付いていない。


裸になった表紙は汚れて、傷んでいる。


ページを開くと、いくつかのページに、赤いボールペンと、青いボールペンの傍線が引いてある。


なぜ、その部分に傍線が引いてあるのかは、今となっては不明だ。




角川文庫の、『ダーバヴィル家のテス』。