名前は重要
外国の作品の場合は、登場人物の名前は、ファーストネームとファミリーネーム、あるいは、フルネームで書かれる場合がある。会話文は、ファーストネームの場合が多くなり、時には、ニックネームで書かれる場合がある。
そういう名前の書き方に慣れていないだけなのかも知れないが、できることなら、登場人物の名前の書き方は統一してもらえると、読み手としてはありがたい。
ファミリーネーム、もしくは、フルネームで統一すると分かりやすい。ファーストネームだけの人物が登場すると、新しい別の人物なのだろうかと思ってしまう。
日本語で書かれた小説の場合は、姓名の、『名』だけで書かれることはあまりない。会話文の中で、『名』だけで書かれることもあるが、それは話し手にとってよほど親しい関係とか、配偶者とか、身内の場合に限られる。
名前と言えば、女性なのに、明らかにペンネームを男の名前にしている作家がいる。作家の場合は、何かの狙いがあって、別の性の名前にしているのだろうが、読者は混乱してしまう。
名前は、人物のイメージを作ってしまうし、簡単には変えられないから、とても重要だと思う。
明治時代以前には、幼少のころと成人とでは名前が違うということは珍しくはなかったし、成人してからも名前を変えるということは、しばしばあった。
現在もそのようにして名前を何度か変えることができたら、人格までも変わったような気分になれるかも知れない。