いいひと | 創作ラボ2

いいひと

本来、日本語はやわらかな響きと、しなやかな表音文字を持っているものだと思う。


漢字は、本来、中国の文字だろうと思う。


小説を読んでいると、時々読めない文字に出くわしてしまう。


単純に自分が読めないだけのことだけど、漢字は音として読めないと、意味を調べることもできない。


ネット上には辞書があるのだが、ひらがなで入力できないことには、意味を調べることすらできない。


知識不足だと認めてしまえばいいだけのことだが、日本語の言葉は美しく奥ゆかしいばずだから、うまく日本語の文字を使ってほしい。


たとえば、『いい人』という言葉はどういう意味があるのか考えてみる。


『良い人』と書いて、(おっと)と読ませている場合かある。


『いい人』とは、夫の意味で使っている。


『私のいいひと』と女性が言えば、たいていの場合は、恋人とか、いいなずけとか、あるいは、夫のことを言うのだと思う。


男性が、『いいひと』という言葉を使う場合は、恋人を意味することが多いと思う。あるいは、不倫相手を、そのように言っても、意味的にはおかしくはない。


ただし、男性が、『いいひと』と言う場合は、妻を意味する場合は、あまり多くはないだろう。


文字通り、夫は、妻にとっては、いい人で、夫にとっても、妻は、いい人であってほしい、あるいは、そうあるべきだという願いもこの言葉には込められていると思う。


日本語は、あいまいだけど、それは、日本語の言葉を表側から見た場合のことで、裏側には、美しさと奥ゆかしさがあふれているのだ。