あいまいな世界
ある催しものを観に行こうと思うのだが、どうにも決心がつかない。
料金もそれなりに必要になる。
悩んでいる時は、あきらめたほうがいいというのが一つのセオリーでもある。
悩むということは、気持が百パーセントその方向には向いていないということだから、おそらく、その催しものを楽しむことはできないだろう。
あまりに、悩みすぎると、気分が悪くなる。
今、まさに、その状態で、やや、吐き気がする。
楽しもうという気持ちでいないと、おそらく、楽しむこはできない。
心に余裕、懐に余裕、そして時間に余裕があって、他人の慶事も素直に傍観することができる。
余裕がないと、あらゆることに、懐疑的になってしまう。
今の私の眼には、世界は絹のベールの向こうに、あいまいに歪んで見え、音は不協和音となって、脳間を響き渡っている。