ジョン・タイターは再び現れるのか | 創作ラボ2

ジョン・タイターは再び現れるのか

無数の世界線、あるいは、時間軸がこの宇宙には存在していいる。


タイムトラベラーが未来から来て、過去の自分の父親を殺すと、そのタイムトラベラーはこの世界には存在しなくなるはずだが、父親が殺された時から、別の世界線が別れていくから、パラドックスは起こらない。


もし、タイムトラベラーが過去にやってきて、全く同じ世界線の未来に戻ったとしたら、それこそ、矛盾が起こる。タイムトラベラーの住む世界では、タイムトラベルをする以前にに、彼がすでにその世界線の中で、過去にタイムトラベルをしたという記憶、あるいは、記録があるはずだ。


だから、同じ全く同じ世界線のなかで、再び過去に戻るとすると、彼は、同じ過去へのタイムトラベルを二度経験することになる。いや、二度ではない、その世界線のある時点に到達すると、彼は、過去にタイムトラベルをするということを何度も繰り返すことになる。彼自身に、同じことをしているという自覚があるかどうかは別問題だが。


これは、とても奇妙なことだ。過去に戻って父親を殺すという、パラドックスよりも奇妙なことだ。


とすると、未来からのトラベラーのジョン・タイターが言っていたように、彼は、完全に同じ世界線の中の未来には戻れないことになる。いや、同じ世界線に戻ってしまうと、パラドックスが生じてしまうから、同じ世界線には戻れないはずだ。


無数の世界線がこの宇宙に存在するからこそ、タイムトラベルが可能なのかもしれない。


ジョン・タイターは再び、どこかの掲示板に書き込みをするのだろうか。