生まれたばかりの赤ちゃんが大声で泣くと、
大人たちは元気な子どもが生まれたなどといって喜ぶものですが、
これはまったくの誤りです!
今日では出産は病院で行うのが一般的です。
そして、その病院は明るく、しかも賑やかです。
しかし、赤ちゃんはそれまで母体という暗く、静かな環境にいたのです。
それが生まれた途端に明るく賑やかな世界に放り出されるのですから、
驚かないはずがありません。
赤ちゃんはまだ口がきけませんが、光や音を感じることはできるのです。
しかも、生まれてすぐに産湯などといって熱いお湯の中に放り込まれるのですから、
その驚きはいかばかりのことでしょう。
赤ちゃんはそれまで37度前後の母体の中にいたのです。
毎年のことですが、真夏に冷房の効いた部屋から急に屋外に出て亡くなる方がいます。
大人でさえも急激な温度変化は大変なショックです。
ましてや赤ちゃんにとっては大きなストレスになるはずです。
ですから、私たちは「赤ちゃんがもし口をきいたら何と言うだろうか」と考えなくてはならないのです。
そして、そう考えたとき、出産は暗くて静かな場所で行われるのがよく、
本来そうあるべきものなのだと思います。
実際に人間以外の動物はそうしており、
オスが出産に立ち会うことなど決してありません!
それどころか、メスはしばらくは子どもの父親であるオスさえも子どもに近づけさせません。
動物の世界では、出産はまさに母子による静かな営みなのです。
そして、こういった場面では、やはり気というものが大切になってくるのです。
一度、人間の出産も考えなおす必要があるかもしれませんね。
