呼吸による骨盤の動きの大きさが、眠りの深さを決定します。
歳をとってくるほど、縮む力、拡がる力ともに徐々に衰えて振幅が
小さくなるので、眠りが浅くなってしまうのです。
若者は徹夜も平気だし、そうかと思えば「爆睡」と称して20時間ぐらい眠り続けることもできます。
実は、長時間ぐっすりと眠るということはむしろ体力を要することです。
歳をとったらなかなかそうはいきません!
もっとも、こと睡眠に関しては、年齡よりも個人差のほうが大きいといえます。
睡眠というのは誰でも一律に同じだけ眠ればいいというものではありません。
よく「健康のためには8時間睡眠が必要だ!」だと言われていますが、
これは大きな誤解です。
人に合った睡眠時間というのは体質によって人それぞれ違います。
よく眠れないという人の中でも、骨盤を調べてみると、
もともと体質的に短い睡眠で充分なタイプという場合があります。
そういう場合、「8時間は寝ないといけない。睡眠が足りない」と思い込んで
一所懸命8時間寝ているとかえって疲れます。
こういう人は、「二度寝」するとだるくなるので、一度目が覚めたらさっさと起きてしまったほうがいいですね。
寝過ぎが疲れの原因になるタイプです。
逆に、長時間眠らないと足りないという人にとっては、
眠ること自体が気持ちいいですね。
それを「こんなに眠ってはいけない」「自分は怠け者だ」などと抑制してしまうと、
いい身体のリズムが生まれません!
絶対的基準を設けるのではなく、
自分の身体が求める睡眠のリズムに沿って生活していくことが大切です。
