「虚ノ少女」の個人的なキャラ感想です、暇つぶしにどうぞ! | おすすめのエロゲブランド更新情報

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予想できていたとはいえ、衝撃的な内容で最後を締めくくった
「虚ノ少女」ですが、キャラの個人的感想とか書いてみようと思います。

当然ながらネタバレ満載になっておりますので
未プレイの方はご注意を。













キャラ感想の前に、印象に残ったCGを幾つか。
このゲームのCGはどれも綺麗なので、クリア後に鑑賞するのも
一つの楽しみになっています。

■冬史と八木沼のツーショット
この2人は本当に絵になりますね!
美女とイケメン、しかも2人共ツンデレという…(笑
文句なしで一番格好よかったですね。

■赤い空と海に佇む冬子
これは時坂さんの心境を現しているシーンなのか
それとも、冬子の想いが反映されているのか…。
切なく辛い思いが溢れています。

■二人の紫ENDの髪を切った雪子
なんともいたたまれないシーンですね。
しかも、髪を切ると結構、紫と似ていたりします。
個人的には一番気に入ったENDでもありました。
サイコ的な意味で(笑


ここからはキャラ感想です。
全員分となると、とんでもない量になるので
何回かに分けて書いていこうと思います。


■時坂玲人
このゲームの主人公にして、パラノイアに憑かれた探偵。
冬子への妄執を抱えたまま死んでしまうENDまで用意されていました。
いや、あれは死んだかどうかわからないですけどね(笑
渋いのですが、とてつもなく胡散臭い(笑
個人的にはこのアンバランスさに好感を持ちました。
今回の「虚ノ少女」で見事に悲劇の主人公になってしまいましたね。
「殻の少女」の最後といい、冬子の生存は絶望的だったわけですが
それでも終章で、時坂さんが墓を掘り返すシーンは堪りません…。
個人的には、一番きついシーンであると同時に
一番良かったシーンでもあります。
冬子を失った今、彼にはなんとしても子供を救ってほしい!
婚約者を殺され、冬子も死に、子供まで行方不明。
あまりに過酷な時坂玲人の物語に、
最後は暖かい光を当ててほしいものです。

■時坂紫
このシリーズ通しての、一番の愛されキャラじゃないでしょうか?
時坂玲人の日常の代名詞であり、唯一の家族でもあります。
得意料理は虫関係というクレイジーな娘さんですが
兄を慕う、素晴らしい妹ですね。
慕う、の部分が次回作ではどうなるのか?
そして、3部作最後まで生き残ることができるのか!?
今回初めて紫が死亡するエンドがありました。
「殻ノ少女」での氷漬けでもそうでしたが、
彼女だけはえげつない死に方はしなさそうですね。
「死に方」の問題であって、彼女にも死は降りかかる可能性は十分に
ありえるわけですが…。
スタッフ、プレイヤー共々に愛されているキャラですが
真崎とくっつくのだけは勘弁してくれ、と思っている人は多いはず(笑

■朽木冬子
シリーズ通してのヒロイン、という位置づけじゃないでしょうか?
「殻ノ少女」の最後といい、生存が絶望的なことはわかっていましたが
それでも一縷の望みを捨てたくない、そう思わせてくれるキャラでした。
TureENDを見てから、ゲーム起動時に出てくるメッセージで
毎回涙腺が弛んでしまいます…。
今回は妄執に駆られた時坂さんの脳内ENDで
幸せそうな彼女を見ることができますが、
こういう未来もあったかもしれないと思うと、余計に泣けてきますね。

■真崎智之
時坂玲人とダブル主人公として物語に大きく関わりました。
彼の人生そのものが今回の事件の中核を担っていると言えますね。
子供の頃、ちょっと頼りなかった理人ですが
大人になり、戦争を生き延びて人間的にも大きくなって帰ってきた!
と、思いきやあまり変わらないままという(笑
比較対象が時坂さんになってしまう為、
どうしてもたよりなくみえてしまうのが可哀想ですね。
未散という子供がいることもわかりましたし
次回作では父親な側面を見せてくれるでしょうか?

■茅原冬見(理子)
少女時代は皐月の影武者として
人形集落の暗部に生きてきた理子。
しかし、大人になると下ネタも連発可能な
優秀なギャグ要員にジョブチェンジ!
ギャップがありすぎてこれは繋がりませんでした…。
六識先生の人格矯正が効きすぎなんじゃないですかね?(笑
本作ではメインヒロインといって差し支えない存在感だと思います。
雪子が罪を償って帰ってくるのを待ちながら、
未散を引き取って育てていくようですね。
次回作も登場なら
きっと楽しい日常を演出してくれるんじゃないでしょうか。

■茅原雪子
タイトル絵にもなっている雪子ですが、
ちょっと印象が薄かった気がします。
冬子の面影を匂わす描写がありながら、
主人公とたいして絡まなかったのが残念。
冬見の実子ではないことはすぐわかるので
冬子と縁がある出自なのかと思ったのですが…。
むしろ紫と絡みまくって百合方面に行っちゃいそうな子でした(汗
紫や杏子に憧れるってのはわからなくもないですが
天恵会の綾部さんに憧れる女学生ってどうなんだ…。
他者を取り込もうとするパラノイアは良かったですが
いかんせんメインストーリーとの絡みが薄すぎた気がします。
虚ノ少女でのメインヒロインと思いきや、その座も
母親の理子に持って行かれた感があり、色々と残念な子ですね。

■雛神花恋
予定調和な犯人だった花恋ですが、
エンディング「花恋」でその内面を覗くことができました。
彼女も実の兄に対するパラノイアを抱えていましたね。
子を産むことができない境遇が、
彼女をより狂わせたように思えます。
彼女がもし、子を産める身体であったなら
理人と結ばれる未来があったのでしょうか…。
あの人形集落なら、それもありえる気がしますね。
そしてその子供も、女の子なら祠草に預けられて天子になる、と…。
それが彼女にとっての幸せだったのかもしれません。

■佐東歩
「武士に二言はありません」の、ちょっと天然な娘さん。
前回に比べると、かなり出番が増えています。
むしろメインキャラに近い立ち位置になっていますね。
前回望まれつつも実現しなかったサービスシーンもあり、
時坂さんの助手という立場も手に入れて絶好調なあゆむん。
しかし、このシリーズではメインに近づけば近づくほど
危険性もうなぎのぼりになっている謎仕様なので
次回作では要注意ですね…。
生き残れ、あゆむん!

■鳥居小羽
今回の「虚ノ少女」から登場の、紫の友達。
ドジ子ほどの愛嬌は無かったですが、
前半では日常を盛り上げてくれる1人でした。
ところが、後半からは一転して怪しくなっていき、
雪緒を探す様には、少々狂気らしいものまで感じられました。
自分の記憶から、雪緒の死を無かったことにすることで
自分を保ってきた少女。
小羽について、ちょっと疑問が残るのですが…
彼女の里親はどうなっているのでしょうか?
ゲーム本編では明確にされてはいませんが、死んでいる?
小羽が関係しているのは確かなようですが
それどころか、殺したように読み取れるシーンもあります。
それでも物語的にはそれ以上語られていないので
結局は謎のままなのでしょうか?

■葉月杏子
今回、ちょっとヒヤッとさせられた杏子さんです。
個人的には、紫に続き2番目に死んで欲しくないキャラですね。
まさに、街の喫茶店に居る美人のお姉さん!
時坂さんと傷を舐めあう関係ではあるが、
彼女にとって安息を得られる場所は、今や彼の側だけなのでしょう。
時坂玲人と一緒になりたいという気持ちもあるのでしょうが
夫が残した店を、大事にしたいのでしょうね。
次回作では、是非とも彼女も幸せになってもらいたいです。
しかし、魚住のアタックはどうなったんだろうか?(笑
今回は車になってしまったからなぁ…。

次回は、ツンデレ八木沼さんや味噌ハンター冬史さんの
感想を書きたいですね。
ではでは~。