結婚前は実家で猫をずっと飼っていました。
大抵は迷い猫をそのまま飼うというパターンでした。
そのなかで小学生中学年の頃に親戚からもらってきた猫がいました。
すごく印象に残っている猫です。
家に来た時、首輪をして口紅をさしてきました。
綺麗な三毛猫でした。
名前をメスなのにフェーバーといいました。
どうも当時大人気だったローハイドという西部劇(かのクリントイーストウッド氏の出世作)の登場人物から名付けたらしいのです。
フェーバーは、兄にいじめられて可哀想で私は可愛がりましたが、猫ゆえに子供心にも素っ気ない子だと思っていました。
そのクールなフェーバーがある日、私の寝床に自分から入ってきました。
今まで一度もそんな事がなかったので、ちょっと疑問でしたが嬉しくて一緒に寝ました。
明け方、異様な猫の鳴き声に驚いて目覚めたらまあ寝床の敷き布団が血の海となっていました。
そしてフェーバー+2匹の子猫がその中でうごめいておりました。
後始末とかは大人がしてくれたようです。
フェーバーは全然お腹が目立たなかったので、妊娠していたとは誰も気付かなかったのです。私は本当に腰が抜けるほど驚きました。
でも、いざという時に私を頼って来てくれたと思い嬉しかったのを覚えています。
他にも、沢山猫との思いではありますがその出来事がやはり一番記憶に残っているおばさんなのでした。