だが、スタンフォードは気を悪くしたふうもなく微笑んでこの少々失礼な若者を見つめた。
「僕自身、貴方に及びもつきませんが、生と死を賭けた立場で生きています。プロ野球選手は特に投手は一生続けたくても、続けられる職業ではありません。
40歳迄現役を続けられる人は稀です。
それに今日が無事でも明日も無傷である訳ではありません。
1個のボール、1度の選手同士の激突で選手生命や時には命さえ奪いかねられない世界です。だからこそ僕は結果を恐れずに命懸けでぶつかっていこうと思います。
同じ死ぬのなら少しでも前進して逝きたいと思っています」
「君のその情熱が君を日本一の投手にしたのだろう」
スタンフォードはボーイにロマネ・コンティを注文して、やがて運ばれてきたそれをまず、安西のグラスに注ぎ次に漣のグラス、最後に自分のグラスに注いだ。
そして二人を促し
「さあ、乾杯しよう。
私の生き方に、こよなく共鳴かつ理解を示してくれたアスリートとその善き守護者(パトロン)の為に」
3人は交互にグラスを交わして芳香溢れる液体を飲み干した。
つづく一
この物語はフィクションです。
「僕自身、貴方に及びもつきませんが、生と死を賭けた立場で生きています。プロ野球選手は特に投手は一生続けたくても、続けられる職業ではありません。
40歳迄現役を続けられる人は稀です。
それに今日が無事でも明日も無傷である訳ではありません。
1個のボール、1度の選手同士の激突で選手生命や時には命さえ奪いかねられない世界です。だからこそ僕は結果を恐れずに命懸けでぶつかっていこうと思います。
同じ死ぬのなら少しでも前進して逝きたいと思っています」
「君のその情熱が君を日本一の投手にしたのだろう」
スタンフォードはボーイにロマネ・コンティを注文して、やがて運ばれてきたそれをまず、安西のグラスに注ぎ次に漣のグラス、最後に自分のグラスに注いだ。
そして二人を促し
「さあ、乾杯しよう。
私の生き方に、こよなく共鳴かつ理解を示してくれたアスリートとその善き守護者(パトロン)の為に」
3人は交互にグラスを交わして芳香溢れる液体を飲み干した。
つづく一
この物語はフィクションです。