「いいのかしら?
漣さんに叱られても、知らないわよ」
彼女達は、大喜びしながらもそう言った。
「もうもらった物ですからね。それに美しい女性の皆さんに愛される方が花だって嬉しいに決まってますよ」「いやあね。
安西君、おねーさん達をからかうものじゃないわよ」
女性スタッフ達とじゃれあうように安西は談笑した。
彼は帰り支度をすると木次に挨拶をしてスタジオを出ていった。
迎えるべき者を迎えた高級車は静かに発進していった。
「とにかく一
ああ堂々とされていたらね。
何も言えないわよ」
スタイリストの大貫江梨は感に堪えないように言い、メイク係の久保川圭子も「そうよ、男同士で花束を渡しても決まる人達っているのね」と頷いた、
「それにね、花束を受け取った時の安西君、とても良い顔してた。
乙女~って訳じゃないけど、素敵な色気があった。
なんか不思議な世界って感じ」「結構大柄なのに変にかさばらないのよ。
それでいて、オーラが半端ないというか。
あの人プロ野球選手よりぜ~ったいこっちの方面に向いているわよ。
進むべき道を間違えたとしか思えない」
女性達の安西評を聞きながら、木次は安西に贈られた花束を眺めた。
(何が門外不出だ。
漣の野郎一)
あいつはいつもこうやって俺の上を行く。
とても敵わないと諦めの境地だが、その日程敗北感を味わったことはなかった。
つづく一
この物語はフィクションです。
漣さんに叱られても、知らないわよ」
彼女達は、大喜びしながらもそう言った。
「もうもらった物ですからね。それに美しい女性の皆さんに愛される方が花だって嬉しいに決まってますよ」「いやあね。
安西君、おねーさん達をからかうものじゃないわよ」
女性スタッフ達とじゃれあうように安西は談笑した。
彼は帰り支度をすると木次に挨拶をしてスタジオを出ていった。
迎えるべき者を迎えた高級車は静かに発進していった。
「とにかく一
ああ堂々とされていたらね。
何も言えないわよ」
スタイリストの大貫江梨は感に堪えないように言い、メイク係の久保川圭子も「そうよ、男同士で花束を渡しても決まる人達っているのね」と頷いた、
「それにね、花束を受け取った時の安西君、とても良い顔してた。
乙女~って訳じゃないけど、素敵な色気があった。
なんか不思議な世界って感じ」「結構大柄なのに変にかさばらないのよ。
それでいて、オーラが半端ないというか。
あの人プロ野球選手よりぜ~ったいこっちの方面に向いているわよ。
進むべき道を間違えたとしか思えない」
女性達の安西評を聞きながら、木次は安西に贈られた花束を眺めた。
(何が門外不出だ。
漣の野郎一)
あいつはいつもこうやって俺の上を行く。
とても敵わないと諦めの境地だが、その日程敗北感を味わったことはなかった。
つづく一
この物語はフィクションです。