父を亡くして早3年…。
私も今年で62歳になります。
子供としてほぼ59年、親と関わった事になりますが、私自身も親となり至らないまでもとにかく成人させる事は出来ました。
そして、この頃つくづく思うのです。
私達の世代の親って何であそこまで子供のする事に反対したのだろうと。
何も突拍子もない事をしようとしていた訳ではなくて、グループサウンズの公演に行きたいとかいう子供の細やかな願いさえ拒むような所がありました。
どうしてそこまで頑(かた)くなになれるのかと呆れる程でした。
でも最近になって少し判った気がしました。
私達の世代の親はことごとくあの太平洋戦争(第二次世界大戦)の経験者であるという事に思い至ったからです。
私達が子供達との間に感じるジェネレーションギャップ等物の数ではない深い暗い何かが私達と親の世代を分けていたのだーと。
私達の世代は、漫画にしても戦争を題材にしたものがとても多かったし親から語られる場合もあったにせよ実際に経験した訳ではないー。そんな我々に私達の親世代の人々は愛情もあるが、言い知れぬ怨念もあったのではないかと思いました。
理屈や常識を越えた部分で、です。
長じて、私達は親世代として寛容になったと思うのです。
少なくとも、趣味やエンタメなどにおいては反対された辛さを知っているから全てにおいて自由を与えていた気もします。
でも、それはそれで子供世代にはどうであったのか?
引きこもりや登校拒否を生み出す一因になったのではないかと感じてもしまいます。
そうした現実を見据えながらも人は命尽きるまで日々を暮らしていくのだと、ふと思ったおばさんなのでした。
それではまた。