花浮かれ
帯結ぶ手も
ほどく手も

花宴
恐れ知らずの
児が二人

旅人を
原始に誘い
春の洞
〈山口県秋芳洞にて〉

薫風や
妊婦支える
夫(つま)の声
昔、俳句の同人雑誌に所属していた時期に詠んだ句です。

春は、俳句が読みやすい時期なのかもしれませんね。
最後の句は春というより初夏に近い句ですけれど。後、中学生の時に課題で俳句を詠んだ時に

醒める日が
空しき
春の片思い

と詠んだら国語の先生がとても誉めてくださりすごく嬉しかったので後年、同人雑誌にも送ったらこういう観念的表現はいただけないと批判されてショックだった事もあります。まあ感じ方は人それぞれですから、専門家でも意見が分かれるのでしょう。
今年は、唐突といっていいくらいにいきなり桜が開花してびっくりです。
我が家周辺にも桜が沢山あり、一番花やぐ季節がやって来ました。
しばらく、俳句はご無沙汰していますけれど、こんな桜尽くしの景色を眺めているとまた何か詠めそうな気がしてくる今日この頃です。それではまた。