―絶対神様、
おやめ下さい!―
―自らを顧みず他者の為に力を尽くした者を救えずして私は何の為に絶対神などという名を戴いているのでしょう。
私の全てに替えても貴方を元の姿に戻します。―
だがそれは、次元の亀裂を修復し、神界を甦らせ虚無界に眠る神々を復活させ更に神界への道を造るという大いなる技を果たした絶対神にとってあまりに過酷なものだった。
バハラードの理は、先にも述べたように自ら型代を外すという最大の禁忌を犯した者を決して許しはしない。
だが、マナイ神は引かなかった。
マナイ神は、己が中に残されていた全ての力を混沌化した最高神の内部に注ぎ込んだ。
バハラードの歪んだ均衡を正そうとする念が絶対神を取り囲んだ。
そのおどろおどろしい敵意を一身に受けながらマナイ神は最高神に熱い念を送り続けた。
―おやめください!
絶対神様。
これ以上貴方様を苦しめるくらいなら―私は消えてしまった方がましです!
どうか、もうおやめください!このままでは、バハラード全体が―いや、全ての異界を含めた全界が崩壊しかねません!―
それ程の軋轢が均衡を正そうとする念と、ねじ曲げんとする思いの間に生じていた。
おやめ下さい!―
―自らを顧みず他者の為に力を尽くした者を救えずして私は何の為に絶対神などという名を戴いているのでしょう。
私の全てに替えても貴方を元の姿に戻します。―
だがそれは、次元の亀裂を修復し、神界を甦らせ虚無界に眠る神々を復活させ更に神界への道を造るという大いなる技を果たした絶対神にとってあまりに過酷なものだった。
バハラードの理は、先にも述べたように自ら型代を外すという最大の禁忌を犯した者を決して許しはしない。
だが、マナイ神は引かなかった。
マナイ神は、己が中に残されていた全ての力を混沌化した最高神の内部に注ぎ込んだ。
バハラードの歪んだ均衡を正そうとする念が絶対神を取り囲んだ。
そのおどろおどろしい敵意を一身に受けながらマナイ神は最高神に熱い念を送り続けた。
―おやめください!
絶対神様。
これ以上貴方様を苦しめるくらいなら―私は消えてしまった方がましです!
どうか、もうおやめください!このままでは、バハラード全体が―いや、全ての異界を含めた全界が崩壊しかねません!―
それ程の軋轢が均衡を正そうとする念と、ねじ曲げんとする思いの間に生じていた。