シュナク・バズーラは続けた。

¨空世には、別の役割もあった。
人界を転生界にする為と、我が子達をそこで順番に人界神として人界に送り出す倉としての場所だ。
神として降臨して後にある目的を果たさせる為に―。¨

¨それが―。¨

マカゲはその時、全てを悟った。

¨追放された守護神一族を人界に迎え、神界の仕打ちを詫びて救済しようと。¨

¨そう、ゾアナは守護神一族も神界が甦るまで人界で安らかに過ごせるようにと考えていた。だがー私は…。¨

シュナク・バズーラの深い慟哭が音瀬界に鳴り響いた。

¨最初を間違えた。
私は守護神一族とはぐれてしまい長い間次元の間(はざま)をさすらっていた。やっとの思いで混沌化した神界に辿り着いたがそこにはゾアナと具現化したバハラードの¨気¨がいた。
私は…愚かにもゾアナが私を捨てて新しき神に走ったと誤解した。
長年の放浪で私は疲弊しきっていた。
更に唯一自我を保っていたシュ・レンカに嘘を吹き込まれて、私は怒りで我を忘れた。
今更、シュ・レンカを責める気はない。
まさか、私を愛していたとは考えもしなかったから。
全ては私の長としての至らなさから出た事だった。¨