¨シュナク・サーレ様。貴方は…
貴方様は―。¨

最高神の真意を悟った長は、フジツボ状の硬く強張った顔を歪めて涙を流した。

¨貴方様は、我々を救う為にその様なお姿に―。
何故、何故なのですか?
あれ程までに惨い仕打ちをした私めに―。
この姿のままに醜い悪鬼と化した我等に―。
お教え下さい。
シュナク・サーレ様。¨

¨シュ・レンカから全てを聞き出したのだ。
最初の非は神界の神々にある―。
一途に務めを果たしたそなた達を見捨てた挙げ句に追放するとは―。
もし、俺がそなた達と同じ目にあったらやはり戦いを挑んだだろう。
だから、もういい―。
ただ、お前達に虚無界に送られた俺の一族も間もなく甦って来るだろう。
彼等も神界の命令に従ったまでの事―。
彼等には謝罪してくれ。
そして、神界で昔の様に平穏に暮らしてくれ。¨

最高神の念は、闇蓬来一族全ての者に伝わった。
一族の殆ど全ては、長と共に号泣した。

¨負けました。
全てにおいて我々の負けであります。
しかし、これ程までに心安らかに負けを認められたのは初めてでございます。
シュナク・サーレ様、
私が一番に貴方様を神界にお連れ致します。¨
―つづく。