¨チッ!
判んねえ奴だな。
絶対神マナイ様がこの音瀬界に御降臨あそばされたのだ。
そして、同時に次元の裂け目を修復なさり神界を元に戻してくださった。
そして、お前達が渡る道を開いてくださったのだ。
目の前にその白い道があるだろうが!!¨

長は、驚愕と畏怖の念に晒されて膝を折った。

¨絶対神様が…。
御降臨あそばされた―。
そんな、そんな伝説の神とばかり思っていたのに―。¨

¨もう一つ驚かせてやろうか。マナイ神様は、ずっと俺達の側にいらしたのだ。
あの従神とされていたサナヤ…様こそが絶対神様の仮のお姿だったのだ。¨

¨な、何と!
それでは、私は絶対神様にあの様な非道な真似を―。¨

長は、全身を震わせて恐怖におののいた。

¨お前は確かに許されない真似をした。
だがな、俺だって似たようなものだ。
お前さんとは全く違う形で、ずっとあの方を苦しめてしまった。
それにあの方は、あれくらいの事でお前やお前の一族を恨んだりするお方ではない。
そんな狭量な方だったら、絶対神様として御降臨あそばされる訳がないのだ。

¨しかし…。¨

その時、闇蓬来の長は気づいた。
何故、最高神は音瀬の長を依り代として用いたのだ。
どうしてそんな必要がある?