¨我等は、――様によって地獄より救われた者共でございます。
貴方様の御心のままに、全てを御捧げする所存にございます。
それ故に今の貴方様の御心をお伝えください。
平に、平にお願い申し上げます。
――様…。¨

長は、頭を床に擦り付けて何者かに願い続けた。
しかし、その答えは何も返って来なかった。
長は暫くの間、苦しげに呻いた。

やがて、意を決して歪んだ顔をあげてこう告げた。

¨判り…ました。
それでは、貴方様が以前に下された命令通りに致します。
彼等を倒します。
それにより、我等がこの音瀬から脱出する道が開けるやもしれません。
我が全身全霊を懸けて最高神とその部下を倒しに参ります。¨
長の心は決まった。